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<title>Ａ．Ｉ．のひとこと日記</title>
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<description>その日その日に思うこと。
ひとことのつもりがふたこと、みこと…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　
著書「不安な気持ち･いやな気分がラクになる本」の朗読を音声配信しています。【カテゴリー】の「朗読『不安な気持ち･いやな気分がラクになる本』」からどうぞ。</description>
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<title>ダンス漬け</title>
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<description>先週の日曜日は、息子とふたりでバレエ漬けの一日だった。 朝から一緒にレッスン受け...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先週の日曜日は、息子とふたりでバレエ漬けの一日だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;朝から一緒にレッスン受けて、&lt;br /&gt;スタジオからまっすぐ劇場に向かって「ロミオとジュリエット」観て、&lt;br /&gt;SHOKOさん会いたさに劇場外で待って。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;家を出るときから夜眠りにつくまで、&lt;br /&gt;バレエのことばかり考えて、バレエのことばかり話してた。&lt;br /&gt;真摯にレッスンし、舞台に心ふるわせ、ちょっとミーハーチックにときめいて。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「すっごく楽しかったね」&lt;br /&gt;「“バレエな一日”だったね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いま思い出しても、バレエ漬けの一日はほんとうに楽しかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あれから６日後、今日の息子はダンス漬け。&lt;br /&gt;はじめての先生にバレエのレッスンを受けて、&lt;br /&gt;５ヶ月ぶりにタップのレッスンに行って。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;遅くに帰ってきてへとへとになりながらも、その表情は晴れやか。&lt;br /&gt;思い出したようにアチチュードのバランスをしてみたかと思うと、&lt;br /&gt;タップのステップを踏んでみたり。&lt;br /&gt;いま、彼のアタマの中はダンスのことでいっぱいだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実は、今日のバレエレッスンは息子にとって新たな“デビュー”。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私には「『４０代の私』のバレエの恩師」がおふたりいて、&lt;br /&gt;息子は９月からそのうちのおひとりに弟子入りしていたのだが、&lt;br /&gt;今日はもうおひとりのレッスンを受けたのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「まさか、あんなに『集中砲火』を浴びるとは思わなかった…」と息子。&lt;br /&gt;先生はそれこそ手とり足とり、息子の腰を持ち上げ、おなかを上げさせ、&lt;br /&gt;明るくもキビしく教えてくださったそうなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「『あれだけのタップを踏める運動神経と脚力があるんだから、できる！』&lt;br /&gt;っていわれた」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先生には、ずいぶん前にＴＡＰ ＢＯＹＳのＤＶＤをお見せしたことがあった。&lt;br /&gt;先生がそうおっしゃるんだからきっとそうなのだ。&lt;br /&gt;太鼓判押していただいたんだからがんばれ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先生はパワフルで、エネルギッシュで、ポジティブで、&lt;br /&gt;そのうえ豊富な経験に裏打ちされた確かな技術と知識があって、&lt;br /&gt;ほんとうに素晴らしい先生なのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;平日はなんだかんだと大学のカリキュラムが詰まっていて、&lt;br /&gt;なかなか思うようにレッスンが受けられない息子である。&lt;br /&gt;先生のレッスンもいままで受ける機会に恵まれなかったのだが、&lt;br /&gt;やっとそのチャンスがめぐってきてよかったよかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;息子よ、きっと明日は全身筋肉痛だぞ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>家族のこと</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-14T23:54:34+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-2272.html">
<title>心臓破り</title>
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<description>今朝の東京はぐっと冷え込んだ。 湿気を含んだ風は肌に冷たく当たり、 出がけに思い...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;今朝の東京はぐっと冷え込んだ。&lt;br /&gt;湿気を含んだ風は肌に冷たく当たり、&lt;br /&gt;出がけに思い立って巻いたマフラーは大正解。&lt;br /&gt;どんよりと雲がたれこめた空は、冬の寒空を思わせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こんな寒さがからだにしみる季節になると、iPodで聴く音楽も変わる。&lt;br /&gt;嵐でも、ミスチルでも、平原綾香でもなく（最近よく聴いていた）、&lt;br /&gt;チャイコフスキーの「くるみ割り人形」。&lt;br /&gt;それも、雪のワルツ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;イヤホンから流れるチャイコフスキーの旋律に身をゆだねて歩いていると、&lt;br /&gt;灰色の空からいまにも粉雪が舞い降りてきそうな錯覚を覚える。&lt;br /&gt;小学５年の発表会で「くるみ割り人形」に出演して以来、&lt;br /&gt;ずっと憧れ続けてきた雪のワルツに心が躍る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;踊りたかったなあ、雪のワルツ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;きのう、Ｋバレエカンパニーの「くるみ割り人形」を映像で観た。&lt;br /&gt;母の知人がＷＯＷＯＷで放映したのを録画したビデオで、&lt;br /&gt;おそろしく画質が悪くて目がちかちかするシロモノ。&lt;br /&gt;でも、だからといって&lt;br /&gt;Ｋバレエの「くるみ割り人形」の秀逸さが損なわれはしなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;全篇素晴らしくて、これはぜひとも生の舞台で観たいものだと思ったが、&lt;br /&gt;中でも出色だったのは雪の場面。&lt;br /&gt;一糸乱れぬコールドバレエには鳥肌が立った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それにしても。&lt;br /&gt;これは心臓破りの振り付けだ。&lt;br /&gt;Ｋバレエは観る度にそう思うが、特に。&lt;br /&gt;これでもかこれでもかと踊らせる振りに、&lt;br /&gt;見ているだけで心拍数がどんどん上がった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;はたちの時、牧阿佐美バレエ団の「くるみ割り人形」に出演した。&lt;br /&gt;「花のワルツ」のコールドだったが、&lt;br /&gt;毎日のリハーサルでは仲間たちが踊る「雪のワルツ」を羨望のまなざしで見つめた。&lt;br /&gt;私も雪のワルツ、踊りたかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だけど、雪のワルツは最初から最後までずうっと動きっぱなしで、&lt;br /&gt;それはそれはハードなのである。&lt;br /&gt;仲間たちが踊りの合い間にからだを折ってぜいぜい苦しそうに呼吸するのを見て、&lt;br /&gt;当時の私のからだの重さと体力じゃ無理だな、と思ったものだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ｋバレエの雪のワルツは、輪をかけてハード。&lt;br /&gt;すごいなあ。&lt;br /&gt;私は心臓をはかはかさせながらただただうらやましく思う。&lt;br /&gt;すごいなあ。&lt;br /&gt;こんなハードな踊りを、こんなに美しく踊るなんて。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;心臓破りの雪のワルツ、だけど音楽も踊りもほんとうに美しいのである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>音楽</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-13T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-6a14.html">
<title>流す</title>
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<description>おととい、トレーナーの樋渡さんのコンディショニングを受けた。 今回はヘンな歪み方...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;おととい、トレーナーの樋渡さんのコンディショニングを受けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回はヘンな歪み方もしてないし、&lt;br /&gt;ストレスがたまっているときに押されたら絶対に痛い箇所も&lt;br /&gt;全然痛くない。&lt;br /&gt;そうじゃないかな、とちょっぴり自信があったので、うれしかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;前回から今回までの４週間、&lt;br /&gt;決して順風満帆、絶好調というわけではなかった。&lt;br /&gt;カラダのリズムが乱れてめまいっぽくなったときもあれば、&lt;br /&gt;なんとなく気持ちがのらないときもあったし、&lt;br /&gt;心に引っかかるうれしくないこともあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いままでの私なら、多少のストレスを感じて&lt;br /&gt;カラダに影響が出ていてもおかしくない４週間だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;カラダは正直だ。&lt;br /&gt;だいじょうぶ、だいじょうぶと思っていても、&lt;br /&gt;根本的な部分がだいじょうぶでなければダメージはかならずカラダに表れる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ぐずぐずと思い悩んでためいきをついてばかりよりも、&lt;br /&gt;たとえ表面的であれ自分に気合いを入れて明るく振舞うほうが&lt;br /&gt;精神的にはプラスだと思う。&lt;br /&gt;ポジティブに行動することで、気持ちも引っぱられていくからだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だけど、そこで一歩進んで根本解決したい。&lt;br /&gt;表面的にじゃなく、ほんとうに「だいじょうぶ」な自分に。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、この４週間どうしていたかというと、いい意味で「流していた」。&lt;br /&gt;できごとや現象をずずんと受けとめてとどまるのではなく、&lt;br /&gt;自分の軸を確認したらあとは流す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;自分の状態を把握して、&lt;br /&gt;場合によっては自分の信念をあらためて確認したら、&lt;br /&gt;あとはこだわらず、ひきずらず、流す。&lt;br /&gt;はじめはなかなかうまくいかなかったけど、&lt;br /&gt;心がけるうちに慣れてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;心に耐性ができてきた、って感じ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そもそもきまじめすぎるところがあるので、&lt;br /&gt;「流す」くらいでちょうどいいかなあ、と思っているところ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>カラダを動かす</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-12T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-13d4.html">
<title>びっくりされてびっくり</title>
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<description>きのう、夫と一緒に名刺交換をして驚くことがあった。 夫より遅れて差し出した私の名...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;きのう、夫と一緒に名刺交換をして驚くことがあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;夫より遅れて差し出した私の名刺を、相手の方はまじまじ見つめたのだ。&lt;br /&gt;「ご主人と苗字、違うんですか…？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;え？　&lt;br /&gt;そこに驚く？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;驚かれた私のほうこそ驚いた。&lt;br /&gt;夫婦別姓の法案が提出されようとしている時代に&lt;br /&gt;別姓でびっくりする方がいるとは。&lt;br /&gt;ちなみにその方、男性で年の頃は４０前後である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;夫がもっともらしい理由をいうと、その方は納得。&lt;br /&gt;で、あらためていうのだ。&lt;br /&gt;「苗字が違うので、びっくりしました」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この名刺交換のシチュエーション、&lt;br /&gt;夫がメインで私はついでみたいなものだったうえに、&lt;br /&gt;私たちが夫婦だということを相手の方は知っていたので、&lt;br /&gt;「奥さんだから当然同じ苗字」という思い込みがあったのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それにしても。&lt;br /&gt;いまどき、そんなにあからさまに驚かなくても。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そういう人には想像できないだろう。&lt;br /&gt;自分自身の名前に対するこだわりとか、責任とか、思い入れとか。&lt;br /&gt;名前がモチベーションの源になることとか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;別姓で活動をする、と決めたときの武者ぶるいや高揚感。&lt;br /&gt;生まれたときからずっと呼ばれ続けた名前と私自身の一体感。&lt;br /&gt;長い間自分と切り離すことのなかった名前に対する誇り。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな思いをしょってる人間もいるんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;わかんないだろうなあ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>できごと</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-11T23:54:57+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-dac6.html">
<title>ただいま構築中</title>
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<description>コンスタントなレッスンを再開して先月で２年になった。 いまや、私にとって「踊るこ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;コンスタントなレッスンを再開して先月で２年になった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いまや、私にとって「踊ること」は「生きること」にそのままつながっている。&lt;br /&gt;踊ることがあたりまえになってしまったいまとなっては、&lt;br /&gt;再開以前の自分がバレエなしでどうやって暮らしていたのか思い出せないくらいだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;子どもの頃から積み重ねてきた二十歳までのバレエと、&lt;br /&gt;２０数年のブランクを経て再開した４０代のバレエでは、&lt;br /&gt;意味合いも、カラダの使い方もまったく異なる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一時は「生まれ変わったらまた踊るんだ」と思ったほど&lt;br /&gt;ふたたび踊ることはないだろうとあきらめていただけに、&lt;br /&gt;４０代のバレエは踊るカラダもココロもあらためて作り直した感がある。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その“作り直し”をしてくれた恩人が３人。&lt;br /&gt;ふたりのバレエの先生と、トレーナーの樋渡さんだ。&lt;br /&gt;そもそも樋渡さんなくして私の４０代のバレエはありえなかった。&lt;br /&gt;踊るよう勧め、けしかけ、踊れるカラダ作りを促した、まさに“作り直し”の張本人である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今日はその樋渡さんとの月に一度のセッション。&lt;br /&gt;今度は息子が踊れるカラダ作りを樋渡さんとともに進めている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いま、息子の最大の望みは「カラダを柔軟にすること」。&lt;br /&gt;関節の可動域を広げ、筋肉を伸ばすことだ。&lt;br /&gt;彼は股関節、足関節ともにかたくて、可動域を広げようとすれば痛みを伴う。&lt;br /&gt;関節自体の動きも悪く、根性でどうにかなることではない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「じゃ、」と樋渡さん。&lt;br /&gt;「脳にアプローチしてみる？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;深呼吸しながら頭を軽くとんとんとんとん、関節に触れてまたとんとんとんとん、&lt;br /&gt;しかるべき順を追って深呼吸ととんとんとんとんを繰り返す。&lt;br /&gt;痛みもなく、根性もいらない。&lt;br /&gt;静かにとんとんとんとん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さ。&lt;br /&gt;結果やいかに。&lt;br /&gt;とんとん前の可動域と比較する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;息子がぷっと笑い出す。&lt;br /&gt;「痛くないです。関節がラクです」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私が見てもわかる。&lt;br /&gt;明らかに可動域が広がっている。&lt;br /&gt;思わず３人で拍手。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;おそるべし、樋渡マジック。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「カラダのもってる力はすごいですねえ」&lt;br /&gt;樋渡さんがほっとしたように笑う。&lt;br /&gt;おそるべし、カラダの神秘。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;樋渡さんがついていれば、息子もだいじょうぶ。&lt;br /&gt;じわじわと踊れるカラダを構築中である。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>家族のこと</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-10T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-7643.html">
<title>くるくる</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-7643.html</link>
<description>レッスンから帰ってはくるくる。 学校から帰ってもくるくる。 お風呂からあがってま...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;レッスンから帰ってはくるくる。&lt;br /&gt;学校から帰ってもくるくる。&lt;br /&gt;お風呂からあがってまたくるくる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;息子はひまさえあれば&lt;br /&gt;自分の部屋の狭いスペースでピルエットの練習をする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼がプレパレーションすると、私もつい手を止めて注視する。&lt;br /&gt;私は自分の“コックピット”で椅子に座ったまま、彼のくるくるを見る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「プリエ、床押して」&lt;br /&gt;「肩、スクウェアに」&lt;br /&gt;「回ろうとしないで、立つだけ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;１回１回注意をする私と、１回１回意識を変えて回る息子。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ある時はバランスを崩し、&lt;br /&gt;ある時は顔のつけ方が遅く、&lt;br /&gt;ある時はフィニッシュが決まらず、なかなかうまくいかないけれど、&lt;br /&gt;それでも彼は飽きることなく何度でもくるくる回る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;たまに私のアドバイスがはまってうまく回れると、&lt;br /&gt;息子は目をみはって私に笑いかける。&lt;br /&gt;で、またくるくる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;きのうのレッスンでは、それなりにダブルが回れていた。&lt;br /&gt;家でのくるくるの成果だ。&lt;br /&gt;レッスン仲間がそっと私に駆け寄って「回れたわね！」といってくれた。&lt;br /&gt;先生も「お」とちょっと驚いた顔。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;息子は汗びっしょりになりながら、ひとつひとつ確かめるように動く。&lt;br /&gt;それがどんな動きでも、たとえうまく動けなくても、&lt;br /&gt;彼の全身からは喜びが伝わってくる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;後ろから鏡越しに彼の動きを目に焼きつける。&lt;br /&gt;うちに帰ったら、細かいところをアドバイスしよう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;息子が生まれたときから、私の愛するバレエを彼も好きならいいな、と思った。&lt;br /&gt;その望みどおり、ちいさい頃から一緒に舞台を観に行っては楽しんだ。&lt;br /&gt;バレエではないけれど、踊ることが大好きな息子をとてもうれしく思った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まさかこんなふうに、ともにレッスンするようになるなんて。&lt;br /&gt;おなじ空間、おなじ時間におたがいに汗だらだらになって、&lt;br /&gt;アイコンタクト交わしながらがんばるようになるとは、想像すらしなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私が愛してやまないバレエに、彼がこれほど夢中になっていることは&lt;br /&gt;なんだかすこし意外な気もする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、やっぱりうれしい。&lt;br /&gt;もちろん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だから、彼のくるくるがくるくるくるくるになるよう、的確なアドバイス送らなくちゃ。&lt;br /&gt;そのために、私も精進、精進。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>家族のこと</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-09T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-da2f.html">
<title>究極の美しさ</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-da2f.html</link>
<description>ちょうど２週間前のこと。 先にスタジオでウォーミングアップしている私に、 後から...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ちょうど２週間前のこと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先にスタジオでウォーミングアップしている私に、&lt;br /&gt;後から来た息子が小声でささやいた。&lt;br /&gt;「とんでもないひとが来た、と思う」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;とんでもないひと？&lt;br /&gt;だれ？&lt;br /&gt;「思う」ってなに？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その意味深ないい方、気になるなあ、と思っていたら、&lt;br /&gt;にわかにスタジオが入り口のほうからざわめきはじめた。&lt;br /&gt;まるでさざ波が静かに広がるように。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ざわめきのほうを見て、息をのんだ。&lt;br /&gt;凛とした長身の女性。&lt;br /&gt;SHOKOさん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「やっぱりSHOKOさんだよね」と息子。&lt;br /&gt;チェックインの時に目が合って会釈したのだという。&lt;br /&gt;「ね。とんでもないひとでしょ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;バレエの神さまから思いがけない贈りものをいただいて、&lt;br /&gt;その日私たちはSHOKOさんとレッスンをご一緒することができた。&lt;br /&gt;SHOKOさんはウォーミングアップとバーだけだったが、&lt;br /&gt;同じ時間と空間を共有できたことはほんとうに光栄だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;踊りのみならず、周りの人たちに温かい気配りをするさまにも強く魅かれた。&lt;br /&gt;ホンモノはむしろえらぶらないもの、と思っていたが、やっぱりそう。&lt;br /&gt;世界のプリマ・SHOKOさんの豊かな人間性を垣間見る気がした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうしてもSHOKOさんの舞台が観たい。&lt;br /&gt;私以上に息子が強く望み、今日SHOKOさんの「ロミオとジュリエット」を観ることに。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;バルコニーのシーンでロミオにリフトされるとき、息が止まりそうになった。&lt;br /&gt;重量感がまるでない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;空気と戯れる、ってこういうこと。&lt;br /&gt;のびやかな肢体、ってこういうこと。&lt;br /&gt;それは、あえていうならバレエの究極の美しさ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;SHOKOさんの神々しいまでに美しい舞姿に、呼吸すらも忘れた。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>好きなヒト</dc:subject>
<dc:subject>家族のこと</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-08T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-7d8e.html">
<title>なるようになる</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-7d8e.html</link>
<description>年若い友人から採用面接の相談を受けた。 もちろん、友人は面接を受けるほうである。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;年若い友人から採用面接の相談を受けた。&lt;br /&gt;もちろん、友人は面接を受けるほうである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;求められたアドバイスのひとつに&lt;br /&gt;「面接でうまくいくポイント」があった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;んんん。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すこし考えてから答えた。&lt;br /&gt;ひとつ、深呼吸して臨む。&lt;br /&gt;ひとつ、「なるようになる」と腹をくくる。&lt;br /&gt;以上。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の答え、いまとても悩ましい状況に置かれている友人には&lt;br /&gt;あまり納得のいかないアドバイスだったらしい。&lt;br /&gt;でも、ごめんね。&lt;br /&gt;私にはそうとしかいいようがない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;採用面接をクリアするポイントって、&lt;br /&gt;「こうすればうまくいく」という単純なものではないと思う。&lt;br /&gt;入試なら、求められる基準の点数を出せばいい。&lt;br /&gt;そのために必要な勉強をすればいいわけで、&lt;br /&gt;それを実行できるかどうかは別として、道筋はシンプル。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、採用となると事情は変わる。&lt;br /&gt;面接する側が欲しているものと、面接される側がもっているもの。&lt;br /&gt;そこが合うかどうかにかかってくる。&lt;br /&gt;要するにそういうことだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;採用する側の求めているものがはっきりしているなら対策の打ちようもある。&lt;br /&gt;だけど、それが明確でないなら、真っ向からぶつかるしかない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;結局は、それまで自分がどう生きてきたかが問われるのだ。&lt;br /&gt;小手先の付け焼刃はすぐ見抜かれる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;相談してきた友人は、熱い情熱をもったまっすぐな若者だ。&lt;br /&gt;いま、体力的にも気力的にもしんどいのぼり坂で&lt;br /&gt;あえぎあえぎ重い足を一歩一歩運んでいる状況なのだと思うが、&lt;br /&gt;友人ならその坂をのぼりきれる、と私は信じてる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もしのぼりきったと思った先に、さらに険しい道が続いていたとしても、&lt;br /&gt;ひと休みしてまたのぼればいい。&lt;br /&gt;アナタならできる。&lt;br /&gt;情熱をもってここまできたんだから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;祈ってるよ。&lt;br /&gt;どんな場所であれ、アナタがその情熱をもって仕事できる日がくることを。&lt;br /&gt;きっと、なるようになる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;単なる気休めじゃなく、そう思ってる。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>できごと</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-07T23:18:40+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-1998.html">
<title>浦島太郎の想像</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-1998.html</link>
<description>ホームレスの人が街頭で販売するビッグイシューの最新号、 特集は「自閉症、その不思...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ホームレスの人が街頭で販売するビッグイシューの最新号、&lt;br /&gt;特集は「自閉症、その不思議と豊かさ」である。&lt;br /&gt;予告を見た前号から楽しみにしていたが、&lt;br /&gt;きのうやっと読むことができた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実は私、自閉症の弟と４２年も付き合っているけれど、&lt;br /&gt;昨今の自閉症を取り巻く状況についてはかなりうとい。&lt;br /&gt;たまに自閉症についての本や記事を読んでも、&lt;br /&gt;そのたびに浦島太郎状態なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;勉強不足の“浦島太郎”の率直な印象としては、&lt;br /&gt;弟が養護学校に通っていた頃に比べると&lt;br /&gt;ずいぶん解明が進んでいるんだなあ、ということ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、「自閉症」という障害についてのとらえ方も&lt;br /&gt;かなり変わってきているなあ、と思う。&lt;br /&gt;知的障害を伴わずに自閉症と診断される人が増えていることは&lt;br /&gt;長いこと知らずにいたし。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ただ、そうやって何か新しいことをひとつ知るごとに&lt;br /&gt;そうかそうかと納得する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そうか、そうなんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;納得して、弟のアタマの中、ココロの中、カラダの中を想像してみる。&lt;br /&gt;私たちがふつうに見ているもの、聞いているものが&lt;br /&gt;彼にはどんなふうに見えて、聞こえるのか。&lt;br /&gt;それをどんなふうに感じて、何を思うのか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;弟はそういうことを自分からは表現できないから、想像する。&lt;br /&gt;想像しても決してわかるはずもないけれど、想像してみる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「森を見て木を見ないのが一般人だけど、&lt;br /&gt;自閉症の人は木は見えるけれど森全体が見えない」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ビッグイシューの記事の中にあったこのことばには&lt;br /&gt;私のつたない想像力が呼び覚まされた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;木は見えるけれど、森全体が見えない。&lt;br /&gt;単語は聞こえるけれど、文脈がつかめない。&lt;br /&gt;この瞬間は見えているけれど、前後のつながりは見えない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そういうこと、かな。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼が突然不機嫌になったりパニックを起こしたりするのは、&lt;br /&gt;そういうことだからなのかな。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;４２年お気楽に付き合ってきた姉は、&lt;br /&gt;いまあらためて弟の中身を想像してみたりするのである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>家族のこと</dc:subject>
<dc:subject>本</dc:subject>
<dc:subject>自閉症</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-06T23:59:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-fdb9.html">
<title>思い出したひとこと</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-fdb9.html</link>
<description>日経新聞の夕刊で武谷なおみさんという方のインタビュー記事を読んだ。 武谷さんはイ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;日経新聞の夕刊で武谷なおみさんという方のインタビュー記事を読んだ。&lt;br /&gt;武谷さんはイタリア文学者である。&lt;br /&gt;日本人と比較しながらイタリア人気質について語っていて、おもしろかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いわく、&lt;br /&gt;「イタリア人はマニュアルを持っていない、&lt;br /&gt;横に合わせようという意識がゼロに近い」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それを聞いたわが家の夫は、思わずうめいた。&lt;br /&gt;「うわあ、オレなんか横並び意識が強い典型的な日本人だよなあ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だとしたら、私は典型的な日本人像から離れているかもしれないねえ。&lt;br /&gt;そう思ったときに、ふとあることばを思い出した。&lt;br /&gt;ずいぶんむかし、アメリカ人の青年にいわれたひとことである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「Atsukoは日本人じゃないね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そういわれて、ああ、確かに、と不思議に納得した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼は、息子が生まれる前に通っていた英会話スクールの講師。&lt;br /&gt;まだ大学を出たばかりくらいの若さで、&lt;br /&gt;アメリカで覚えてきたというきれいな日本語を話した。&lt;br /&gt;とても厳しい目つきでシビアなものの見方をするかと思えば、&lt;br /&gt;漢字を書きながらおかしなことをいって笑う青年だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;先のひとことは、クラスで弟のことを話したときにいわれた。&lt;br /&gt;「日本人って、障害があることをそんなふうにオープンにいわないよね」&lt;br /&gt;Atsukoの気質や感覚は日本人的じゃないね、と彼は淡々といった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼のことばはなんだかとてもしっくりきた。&lt;br /&gt;ああ、そうか、と妙に納得していた。&lt;br /&gt;確かにそうかも、と。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;弟に障害があるということは、一般的に考えると「普通」じゃないのかもしれない。&lt;br /&gt;でも、私にとって弟は障害があろうがなかろうがただひとりの弟で、&lt;br /&gt;それが私には「普通」のこと。&lt;br /&gt;自分や自分たちがほかの人たちとおなじかどうかは&lt;br /&gt;まったくもってどうでもいいことだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いまでも「みんなとおなじ」「みんなといっしょ」に価値を見い出さないのは、&lt;br /&gt;子ども時代からのそうした考え方によるのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;物事の良し悪しの根本的な基準は、他人や世間にあるのではなく、&lt;br /&gt;自分の中にある。&lt;br /&gt;それが私にとっては心地よいのである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>家族のこと</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>
<dc:subject>自閉症</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-05T23:41:17+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-86a5.html">
<title>想像パーティー</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-86a5.html</link>
<description>携帯がバイブ。 すこし前に母にメールを送っていたので、十中八九その返信だと思って...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;携帯がバイブ。&lt;br /&gt;すこし前に母にメールを送っていたので、十中八九その返信だと思って携帯をあけたら、&lt;br /&gt;あれ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;予想外。&lt;br /&gt;石垣島の友だち。&lt;br /&gt;びっくり。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;かなりひさしぶり。&lt;br /&gt;どうしたんだろうと思って読んで、またちょっと驚いた。&lt;br /&gt;１月に東京に来るという。&lt;br /&gt;それって、用事？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;返信すると、向こうからも返信。&lt;br /&gt;仕事で東京近辺に引っ越しだとのこと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;うわ。&lt;br /&gt;それは楽しみ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼と最後に会ったのは１年半前。&lt;br /&gt;４年ぶりの再会だった。&lt;br /&gt;まじめな話で熱く語り合い、筋肉の話でさらに意気投合したところに&lt;br /&gt;予備校帰りの息子が合流し、仕事を終えた夫も駆けつけ、&lt;br /&gt;４人でさんざんわいわい盛り上がった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「まさか筋肉のことでこんなに話が合うとは思いませんでしたねえ！」&lt;br /&gt;彼は真っ黒に日焼けした顔を思いっきりほころばせていった。&lt;br /&gt;お陽さまをしょってるみたいな笑顔は彼のトレードマークだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また会おうね、また飲もうねと再会を約束しながら、&lt;br /&gt;私たちが石垣に行くチャンスはそうそうないので&lt;br /&gt;彼がまた東京に出てくるといいなあ、と思っていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まさか引っ越してくるとは。&lt;br /&gt;年明けの再会を想像して、早や家族で期待が高まる。&lt;br /&gt;彼はものすごくエネルギーが高くて、ポジティブで、お酒が強くて、声がでかい。&lt;br /&gt;とにかく彼と会うと心底楽しくなって、がんばろうという気持ちになる。&lt;br /&gt;それにとても気が合うので、自然体でいられるのもらくちんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「せっかくだからさ、彼女も呼んじゃおう」と私は友だちの名前をあげる。&lt;br /&gt;「ええ～っ、あんなに酒が強い人をふたりも呼んだら、オレたちつぶれるよ」と夫。&lt;br /&gt;お酒は決して弱いほうじゃない私と夫が脱帽する、横綱級のふたりである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「じゃあね、彼を呼んで筋肉の話で盛り上がろう」とまた別の友だちの名前をあげる私。&lt;br /&gt;「ええ～っ、声でかい同士でご近所から苦情が来ちゃうよ」と息子。&lt;br /&gt;でっかい声で筋肉について語り合うなんて楽しそうじゃない、と私はわくわくする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「じゃあさ、とびきりエネルギーの高いあの方を呼ぼう」と今度は尊敬する方の名前をあげる。&lt;br /&gt;「ええ～っ、どうしてそういうことになるの？　来るわけないよ」と息子と夫。&lt;br /&gt;いいの、いいの、想像の世界でだったらなんでもできるでしょ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私のアタマの中で、とんでもなくエネルギーの高いパーティーが繰り広げられる。&lt;br /&gt;果てしなく前向きにでっかい声で熱く語り合い、底抜けに楽しくて、&lt;br /&gt;誰もが笑ってばかりいるわが家のパーティー。&lt;br /&gt;想像するだけで楽しい！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;想像だけでこれだけ愉快な思いをしたのってひさしぶり。&lt;br /&gt;（「それって『妄想』だよ」と息子）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;彼との再会がほんとうに楽しみ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>できごと</dc:subject>
<dc:subject>家族のこと</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-04T23:51:52+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-c1e9.html">
<title>あまのじゃく</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-c1e9.html</link>
<description>日経新聞朝刊の最終面に「私の履歴書」というコーナーがある。 毎月ひとり、各界の功...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;日経新聞朝刊の最終面に「私の履歴書」というコーナーがある。&lt;br /&gt;毎月ひとり、各界の功成り名を遂げた方が&lt;br /&gt;１ヶ月間毎日、紙面で自らの半生を振り返っていく。&lt;br /&gt;今月は、昨年１２月にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このコーナー、もともと知っている方や興味のある方なら初日から読むし、&lt;br /&gt;見出しのおもしろさに惹かれて途中から読み出すこともある。&lt;br /&gt;今月は、ノーベル賞受賞の折に何かと耳目を集めた益川さんである。&lt;br /&gt;お、と興味津々、読んでみたら、実際とても興味深かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;益川さんは、ノーベル賞受賞を「たいしてうれしくない」と素っ気なくいい放った御仁だ。&lt;br /&gt;そのいいぶりがあまりにも世間の期待とは逆だったうえに、&lt;br /&gt;同時に受賞された方たちと対照的だったこともあって、&lt;br /&gt;相当偏屈な方という印象を世の中に与えた。&lt;br /&gt;その偏屈ぶりが徹底していたので、むしろおもしろい方だと思えたほどだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「私の履歴書」の初回で、益川さんはその点について触れている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「誤解を与えやすい言い方だったかもしれないが、&lt;br /&gt;私なりの理由があっての発言だった。&lt;br /&gt;これから私の生い立ちを語ることになるが、&lt;br /&gt;この物語を通じて私という人間をわかってもらえれば、&lt;br /&gt;誤解は解かれると考えている。」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちょっと意外な気がした。&lt;br /&gt;「誤解は解かれると考えている」というところが。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;誰に誤解されようと一向に構わない、真に理解する人が存在すればそれで十分、&lt;br /&gt;というスタンスゆえの偏屈発言だと私は勝手に思っていたのである。&lt;br /&gt;凡人の想像を超える騒がれ方をされると、&lt;br /&gt;さすがに誤解されっぱなしはたまらない、と思うものなのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、益川さんの性質を表すことばには深く共感を覚えた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「私は外から何か枠をはめられようとすると反発を感じてしまう、&lt;br /&gt;天邪鬼な性格だ。」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なるほどなるほど。&lt;br /&gt;その性格からあの発言につながったんだ、となんとなく合点がいった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実は私もそういうところがある。&lt;br /&gt;外から何か枠をはめられようとすると反発を感じてしまうのである。&lt;br /&gt;自分では「あまのじゃく」とまでは思っていないが、&lt;br /&gt;はたからすればそう見えるかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の場合、益川さんのように誤解がかたまりになって押し寄せてくることもないので、&lt;br /&gt;多少の誤解は許容の範囲かな、と悠長に構えている。&lt;br /&gt;時間がたつにつれてわかってもらえたらうれしいし、&lt;br /&gt;よしんぱそうでなかったとしてもそれはそれ、と思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;若いときには、自分を全部理解してほしいと思ったものだが、&lt;br /&gt;ふれあう人すべてに自分を完璧にわかってもらうなんて到底無理。&lt;br /&gt;そう気がついてからずいぶん気がラクになった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の「あまのじゃく」（と自分ではあんまり思ってないけど）を&lt;br /&gt;良しとしてくれる家族や友人には感謝しよう、と思う。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-03T23:59:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-0fdc.html">
<title>１１月に思うこと</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-0fdc.html</link>
<description>５時になるととっぷり陽が暮れるようになって、 ああ、そういえば１１月になったんだ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;５時になるととっぷり陽が暮れるようになって、&lt;br /&gt;ああ、そういえば１１月になったんだものなあ、と思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;１１月の声を聞くと、&lt;br /&gt;指折り数えるまでもなく今年も残り少なくなってきたと感じる。&lt;br /&gt;駅の改札前では年賀状が売り出されていたし、&lt;br /&gt;文具店では早や来年のカレンダーや手帳を選ぶたくさんの人たち。&lt;br /&gt;気の早いクリスマスのデコレーションを目にするのもそう先ではないだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こうして年末に向けてどんどん急き立てられていくんだけれど、&lt;br /&gt;いま私は、かなりゆったりした気分でいる。&lt;br /&gt;冷え込んできた静かな夜に穏やかな心持ちでいられるのは、&lt;br /&gt;なんだかちょっとうれしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;去年もおととしも息子の受験前だったから、&lt;br /&gt;平静を装いつつやっぱり内心では落ち着かなかった。&lt;br /&gt;戦うのは本人なわけで、&lt;br /&gt;私はただ母としてでき得るサポートをするだけ、と心得ているつもりでも、&lt;br /&gt;決戦の日が刻一刻と近づいてくる音が聞こえてくるような気がして&lt;br /&gt;気持ちは急いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だけど、見えない何かに追い立てられるように過ごした日々も、&lt;br /&gt;過ぎ去ってみれば思い出のアルバムにうまい具合におさまっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;つとめてへらへらしながらも、&lt;br /&gt;一枚皮をめくれば祈るような思いではちきれそうだったあのときの私を&lt;br /&gt;いまの私が温かなまなざしで振り返っている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;振り返るその時々で、その時なりに一生懸命だった私が見える。&lt;br /&gt;悩んで立ち止まったり、一歩も動けなくてうずくまったり、&lt;br /&gt;渦にもまれているその時にはがんばれない自分にいらだっていたけれど、&lt;br /&gt;否応なしに前に進めばその意味もわかる。&lt;br /&gt;あのときの自分がいて、いまの私がいる、と。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ひとつひとつの過去の積み重なりでいまがあり、&lt;br /&gt;いまをひとつひとつ積み重ねていくことで未来が作られる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;思いどおりにならなくて涙をこぼした私や、&lt;br /&gt;やけくそになって暴言吐いてた私でさえ、&lt;br /&gt;みんないまにつながり、それなりに私の色や味になっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なんだかいいじゃない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いまここにいる自分が、なかなか悪くないじゃない、って思えることが&lt;br /&gt;ちょっとうれしい。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>家族のこと</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-02T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-610d.html">
<title>求めない</title>
<link>http://ark-consulting.cocolog-nifty.com/a/2009/11/post-610d.html</link>
<description>加島祥造さんの「求めない」を読んだ。 大きな反響を呼んだ２年前の出版時から興味が...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;加島祥造さんの「求めない」を読んだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大きな反響を呼んだ２年前の出版時から興味があった詩集である。&lt;br /&gt;３日前の新聞に掲載されていたインタビュー記事を&lt;br /&gt;「求めない」の加島さんとは知らずに読んで、&lt;br /&gt;どうしても読みたくなった。&lt;br /&gt;加島さんの温厚な笑顔にも心惹かれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;読んでよかった。&lt;br /&gt;いまの自分の気持ちにとてもしっくりきて。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;私の気持ちの先を加島さんがやさしくいい当ててくれてるみたいで、&lt;br /&gt;何度もくすっと笑った。&lt;br /&gt;笑うとからだの力が抜けて、「求めない」ってらくちん、と思った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;モノであれ、ヒトであれ、人間はいろんなことを求める。&lt;br /&gt;何かを求めることと生きていくことは、表裏一体だから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;加島さんはいう。&lt;br /&gt;求めることを否定するんじゃない。&lt;br /&gt;求めないですむことは求めないってことだ、と。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;求めないことにすると、すごくラク。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;求めても得られないことに失望し、&lt;br /&gt;求める自分の執着心に嫌悪を感じ、&lt;br /&gt;逆に、過剰に求められる重みに辟易し。&lt;br /&gt;そんな求め求められるどろどろぐちゃぐちゃに疲れを覚え、&lt;br /&gt;「私は求めないぞっ！」と肩ひじ張って意地張って、&lt;br /&gt;ココロもカラダもかえってがちがちになってしまったことがあった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、求めすぎたり求められすぎたりの状態から抜け出てみると、&lt;br /&gt;そのうち、なんてことないじゃない、って心境になってくる。&lt;br /&gt;過剰に求めたり求められたりしなければいいんだ。&lt;br /&gt;要するに、とてもシンプルでいればいい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;シンプルな私でいい。&lt;br /&gt;いまここに息づく私で。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ああ、らくちん。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>思うコト</dc:subject>
<dc:subject>本</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-11-01T23:59:00+09:00</dc:date>
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<title>茨の道</title>
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<description>高校３年の秋、受験一色に染まった学校で、 早々に受験路線から離脱した私にクラスメ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;高校３年の秋、受験一色に染まった学校で、&lt;br /&gt;早々に受験路線から離脱した私にクラスメートがいった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「アナタには進むべき道があるからうらやましい。&lt;br /&gt;私たちはそれが見つからないから、大学を受けるのよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;長い年月が流れ、&lt;br /&gt;当時を知る友人に何十年ぶりかで会うと、たいてい驚かれる。&lt;br /&gt;「てっきりバレエの世界に進んだんだと思った」と。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;確かに私はあのとき、&lt;br /&gt;ちいさい頃から憧れていたバレエの世界をめざして一歩踏み出した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;覚悟はしていたものの、それは文字どおり茨の道だった。&lt;br /&gt;とげとげの茨が生い茂った細い道を&lt;br /&gt;そのときに限って太ってしまったカラダで無理やり通ろうとして、当然傷だらけ。&lt;br /&gt;太っている自分も、うまく踊れない自分も、みじめだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それでも、バレエは好きだった。&lt;br /&gt;心の中は、バレエに対する夢でいつもいっぱい。&lt;br /&gt;やめたいと思ったことは一度もない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「遊べなくてかわいそうに」&lt;br /&gt;有名大学に通う幼なじみが私をそう哀れんだとき、&lt;br /&gt;なんて的外れなことをいうんだろうと腹が立った。&lt;br /&gt;私は心から好きなことに打ち込んでいるだけ。&lt;br /&gt;日々お遊びに血道をあげているアナタにはわからないでしょうけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;結局、バレエの道に進むことはかなわなかったが、&lt;br /&gt;あのとき茨の道に分け入ろうともがいたりあがいたりしたことは、&lt;br /&gt;私の血となり肉となった。&lt;br /&gt;悩んだことも、涙がこぼれたことも、力がわかなくなったことも、&lt;br /&gt;なにもかも、いまの私の一部になっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いまでもバレエは好き。&lt;br /&gt;レッスンの帰り道、素敵に踊っている自分を想像しながら&lt;br /&gt;真っ暗な夜道を鼻歌歌っていたはたちの私が、いまも息づいている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今日、自分の夢に向かって邁進している１９歳に会った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;打ち込むものに対する純粋に好きだという気持ち。&lt;br /&gt;好きだからこそかなえたいという揺るぎない思い。&lt;br /&gt;打ち込む自分を信じる強さ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;たとえ選んだ道が茨の道でも、アナタならきっと夢をかなえる。&lt;br /&gt;そう思った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;幼さが残る笑顔に、時折意志の強さが垣間見えた。&lt;br /&gt;まっすぐ未来を見据えたまなざしが、うれしかった。&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ・ダンス</dc:subject>
<dc:subject>思うコト</dc:subject>

<dc:creator>A.I.</dc:creator>
<dc:date>2009-10-31T23:49:32+09:00</dc:date>
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