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2008-03-16

「日経フランチャイズ・ショー2008」に参加しました

先週は月曜日から木曜日まで毎日、「日経フランチャイズ(FC)・ショー」の準備と参加のため東京ビックサイト(東京・有明)に通いました。

Photo おかげさまで、私が担当したフランチャイズ加盟希望者向けセミナー「加盟前から知っておく『パート・アルバイト採用難・定着難時代への備え方』」は、定員50名のところ倍近い申し込みがあり、当日は用意した80席でも足りず、立ち見の方までいらっしゃいました。
「立ったままでお聞きいただいた方、ほんとうに申し訳ございませんでした」

予想よりも多くの方にご参加いただき、改めてフランチャイズの現場における「採用難・定着難」問題の深刻さを肌で感じました。
今後、少子高齢化時代を迎えるにあたり、この傾向はますます顕著になることが想定されます。1店でも多くの店(企業)が「採用難・定着難」問題を解決できるよう、研修・セミナー・執筆等を通して貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、肝心の日経FCショーですが、今年は3日間の入場者数が25,330人と昨年の31,550人よりも大幅な減少(前年比80.3%)となりました。この要因は、昨年まで「ビジネス・エキスポ」と同時開催であったFCショーが単独開催となったためではないかと思います。

今年の出展企業・団体数は、FCショー単独で158社と昨年の139社を上回りました。特に今年は、初めてFCショーにチェーンを紹介するという本部が49社あり、サービス業の新業態出展も目立ちました。
以下、業種別傾向と私が特に興味を持ったチェーンを紹介したいと思います。

■フードサービス業
毎年ラーメンチェーンが多いのですが、今年は昨年より1社減り7社の参加でした。また、お好み焼き・たこ焼きは昨年よりも2社多く、特にフードコートにも入っていた直径6~7センチのたこ焼きを販売する「ばくだん焼き本舗」(ウッドボーイ)が注目を集めていました。
個人的に興味を惹かれたのは「純豆腐専門店 東京純豆腐」です。
http://www.tokyo-sundubu.net/top.html
この店は池袋パルコ(東京)の中にも直営店が入っており、以前に食べたことがありました。韓国料理の「チゲ」の専門店なのですが、お豆腐が美味しく、とてもヘルシーなので女性やメタボを気にする中高年男性に好まれそうです。

■小売業
最近では地球環境に対する配慮や「もったいない」という言葉に触発されて循環型ビジネスが増えています。今回は小売業出展16社のうち、5社がリサイクル本部でした。
小売業で興味を惹かれたのは「農家の八百屋さん わくわく広場」(タカヨシ)です。
http://www.takayoshi-inc.co.jp/html/wakuwaku.htm
もともとは、ホームセンターを経営するタカヨシが経営危機に陥った際、苦肉の策として店舗の一部で行った「農産物の産直販売」が始まりでした。

その後、生産者の開拓と売り場面積の拡大を進め、日商35万円程度まで売上を伸ばすことが可能となり、ホームセンター事業は経営危機を脱することができました。
その成功体験をFCビジネスとして始めたのが「農家の八百屋さん わくわく広場」です。ちょうど今、食品の安全性に対する消費者意識の高まりから追い風が吹いているようです。

■サービス業
今年も学習塾・各種教室は14社と過去最多の出展でした。「教育の再生」「少子化」が教育ニーズを高めているようです。また、学習塾は少ない初期投資で始められるFCビジネスということで人気が高く、「個別指導塾 スクールIE」を展開する㈱拓人のブースでは、“投資回収11ヶ月”を大きくアピールしていました。また、美容・健康ブームも反映し、エステ・フィットネスが6社出展していました。
サービス業の中で私が興味を持ったのは、「Deli Wash」です。
http://www.deliwash.jp/
洗濯代行サービスの新業態としてアメリカから入ってきた新サービスで、専用バックに下着以外の洗濯物を詰め、店頭または宅配便で依頼すると数日後に「洗濯・乾燥・手たたみ」され返却されるというものです。
日本は今後ますます単身者が増えると同時に、時間を大切にする傾向が強まります。まさに時代のニーズに合ったビジネスではないかと思います。

2008-03-02

花粉症の季節と「販売チャンス」

先週から、「体がだるい」「頭が重い」「目がしばしばする」と思っていたら、天気予報で花粉情報が始まっていました。

花粉症の症状は人それぞれだと思いますが、私の場合は上記の症状から始まり、花粉飛散量が増えるにしたがって「頭が重い」という症状がひどくなります。昨年は飛散量が少なかったため、薬のお世話になることもなく乗り切れましたが、今年はどうやら無理なようです。

Photo 環境省が1月に発表した今年の飛散量予測によると、昨年の春と比べて、山梨県が約3.7倍に達するのをはじめ、東日本では各地で昨年の1.5倍から3倍前後に増える見込みです。一方、西日本は昨年を下回る地点がほとんどです。どうしてこのような“東高西低”現象が起きるのかというと、
「東日本は前年の日照時間に影響される杉が多いのに対して、西日本は気温に影響されるヒノキが多いため」(財団法人気象業務支援センター)です。

本来であればこれからの時期は暖かな日が多くなり、心ウキウキと活動的になるはずなのですが、花粉の多い年は外出をできるだけ控えなければいけないのが残念です。

日本経済新聞「1000人の家計簿」(日経MJ.2008.1.30)によると、
■花粉症の【症状が始まると外出を控える人】は62.4%
(内訳は男性:53.8%、女性:71%)
ということです。

また、【症状が始まると控える外出】はどんな所かというアンケートでは、
●花粉が飛んでいる地域に旅行する・・・69.6%
●ハイキングや釣りなど野山に出かける・・・51.5%
●家の近くを散歩する・・・40.4%
●遠くの繁華街まで買い物に出かける・・・39.2%
●自宅近くの商業施設での買い物に出かける・・・16.1%
という結果。

逆に、【症状が始まると増える行動】では、
◎自宅や屋内でできる趣味・・・65.1%
が断トツ、次いで
「自宅内や図書館での読書」「自宅近くの商業施設での買い物」「花粉の飛ばないところへの旅行」「映画や屋内でのコンサートなど」「スポーツクラブなど屋内でのスポーツ」となっています。

このように、花粉症の人が自宅や屋内施設にこもり、活動を控えるようになるとコンビニ業界は困りますね。
売上の厳しい冬から春にかけての端境期をようやく終え、人が動き始めて、春物の新商品やおにぎり・ドリンクなどが売れていく時期なのに…。

しかし自然現象が相手では仕方ありません。その予想される落ち込み分を花粉対策グッズの品揃えでしっかりと稼いでいきましょう!

ちなみに、日経消費マイニング・2月号によると、
「マスクや薬など花粉対策にかける金額は、『増えている』人が41.7%と昨年実施した同様の調査の29.2%を大きく上回った。平均支出額(07年度実績)は5,824円で昨年調査より6.9%増えた」
とのこと。

確かに、私も今年はすでに耳鼻科に3度も行っています。これだけで5000円はオーバーしていますし、マスク代も2000円以上使っています。昨年同様の品揃えや発注・売り場展開をしていると、大きな機会損失になりそうです。
それを防ぐためのポイントは3つあります。

1.花粉情報のチェック
まず、日々(特に週間)の花粉情報を必ずチェックすることです。最近は自動発注(設定発注)を導入しているチェーンも多くなりましたが、この時期は“手動”に切り替えましょう。

2.花粉症の人に発注してもらう
花粉症に縁の無い人には、この時期のつらさはなかなか理解できません。 
花粉症の人は「花粉症対策情報」にも敏感なので、POPのコメント作成や 陳列の工夫などにも気合が入ります。

3.高額商品を追いすぎない
例年、花粉症シーズンがピークを迎えた後、高額商品を売り残す店が増え ています。近隣にドラッグストアなどが無い立地以外は、高額商品は追いかけすぎないで、基本商品の欠品防止に努めることです。


【お知らせ】
2008年3月11日(火)~13日(木)に、東京ビックサイトで開催される「日経フランチャイズ・ショー」(日本経済新聞社主催)の公開セミナーを担当することになりました。
《公式サイト》 http://www.shopbiz.jp/top/index_FC.html?PID=0003&TCD=FC

■テーマ

加盟前から知っておく「パート・アルバイト採用難・定着難時代の備え方」
※「加盟前」となっていますが、開業中の方もぜひお越しください。

■担当日時
3月12日(水)11:00~12:10  《FCショー、セミナーともに入場無料

■申し込み方法セミナー受講のみ事前登録が必要です
下記サイトよりお申し込みください。
https://register.wds.co.jp/entry_fc/regist.asp

■定員・・・50名
お早めにお申し込みください。

■内容

フランチャイズ・ビジネスの多くが、その労働力をパート・アルバイトに依存しています。しかし、近年では「募集を出しても集まらない」「採用してもすぐ辞めてしまう」という声が加盟店から多く聞かれます。そこで、本セミナーでは今後ますます厳しくなる「採用難・定着難時代」を乗り切り、安定した経営と人材育成を実現するための「募集・採用のポイント」と、多くの加盟者が軽視しがちな「定着化・活性化のポイント」について解説します。

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