宇都宮餃子と街おこし
いつも「石川和夫の流通業界ウォッチング」をお読みいただき、ありがとうございます。
この度、ブログのスタイルをリニューアルしました。
今までは2週間に1回のペースで流通業界に対する提言を中心に書いてきましたが、これからは流通業界だけではなくその競合相手となる飲食業やサービス業なども含め、日常の中で「見たこと・感じたこと」を“より軽いタッチ”で書いていきます。
更新は週1回(日曜日)を予定しています。
さて、そんなブログのスタイルを変えようと思い立った5月の連休、実家の宇都宮(栃木県)に行ってきました。
午後の2時ごろJR宇都宮駅に着いて駅ビルを出ると、駅前にある「餃子館」など数軒の餃子専門店は軒並み行列ができていました。おそらく、ゴールデンウィークを利用して遠方から遊びに来た人たちなのでしょう。
皆さん手には「宇都宮餃子マップ」(写真)を持っていました。
餃子マップを見ると、「宇都宮餃子会」に加盟している餃子専門店は宇都宮市中心部だけで38軒。地図周辺の郊外も含めると57軒もあります。
「宇都宮餃子会」は宇都宮市が餃子消費量日本一であることをよりPRしようと、平成5年に市内にある店舗が中心となり結成されたそうです(宇都宮餃子会HPより)。
その後、観光協会も力を入れ始め、駅前には「餃子像」(写真)まで作られました。さらには「B級グルメブーム」という追い風もあり、「宇都宮餃子」の知名度は一気に全国区になりました。
今では、地元が持っている“地域資源”を利用した地域活性化(街おこし)の成功事例として取り上げられる機会が増えています。
宇都宮餃子がこのように有名になるとは、宇都宮で生まれ育った者としては驚きです。なぜなら、私にとっての餃子は、高校生時代の下校時に「買い食い」するおやつだったからです。
特に部活で遅くなった日はお腹が空きます。また、秋から冬にかけての自転車通学は寒さとの戦いでもありました。そんな高校生達にとって、途中にある餃子専門店「みんみん」はとてもありがたい存在でした。
(この「みんみん」は馬場通り4-2-3の本店です)
まず、店に入ると「水餃子」を注文し、スープの中に自分の好みで作った辛めのタレをたっぷりと入れて食べ、スープまで全部飲んで温まります。それから、「焼き餃子」か「揚げ餃子」を食べるのがいつものパターンでした。
しかし、今では焼きたて餃子とビールという組み合わせが、何よりだと感じる年になっています。
時代を経ても「みんみん」のシンプルな餃子は変わりませんが、私にとっての餃子は「おやつ」から「つまみ」へと変わっています。

