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2010-05-02

あなたの「幸福感」と仕事の関係は?

「あなたの『幸福感』は10点満点で何点ですか?」と聞かれたら、あなたは何点と答えますか?
4月28日(水)の日本経済新聞:朝刊に「国民の幸福感6.5点」という記事があり、思わず自分の幸福感は何点だろうと考え込んでしまいました。

Photo_8 内閣府は27日、国民に幸福感を10段階で聞く初めての調査の結果を公表した。幸福感は平均値で6.5点となり、同様の調査をした欧州諸国28ヵ国の平均値の6.9点に比べて0.4点低かった。欧州で最高のデンマーク(8.4)やフィンランド(8.0)とは開きがあるほか、英国やドイツ、フランスも7点台で、日本はこれらを下回る結果になった。
調査は15歳~80歳までの全国の男女4000人を対象に3月に実施し、2900人から回答を得た。10点を「とても幸せ」、0点を「とても不幸」と設定したうえで、どの程度幸せかを点数で聞いた。

「幸福感」と言われても、何を基準にして考えるかは人それぞれだと思います。また、調査対象となった人は15歳~80歳と年齢に幅があり、人生のステージごとに何を重視して幸福感を考えるかも変化すると思います。

そこで、「何を判断材料として幸福感の点数をつけたのだろう?」と、内閣府の調査概要を見たところ、「自分の理想との比較」が64.0%、「将来への期待と不安」が55.7%、「過去の自分との比較」が30.2%、「他人との比較」が26.8%。重視した項目としては、
健康状況(69.7%)、家族関係(66.4%)、家計の状況[所得・消費](65.4%)が上位を占めていました(図表問3:参照)。

確かに、私も今年で52歳になり健康上のトラブルに遭遇する機会が増えてきました。また、妻や子供だけではなく、自分や妻の両親なども含めた家族の関係性にも変化が生まれ始めています。今回の調査報告には各問いの年齢別データが出ていませんでしたが、50歳以上のみを対象にした場合、「健康状況」「家族関係」はあと10~20%程度数値が上がるのではないかと思います。

Photo_9 幸福感を考える時、仕事ではどのようなことが重視されているのだろうと、【仕事】分野の最も重視する項目に関するアンケート結果を見たところ、1位:「賃金などの報酬」42.4%、2位:「雇用の安定」40.6%、3位:「仕事と生活のバランス確保」39.5%、4位:「仕事のやりがい」36.2%、5位:「職場の人間関係」20.9%という結果でした(図表問8:参照)。

現在のように雇用不安や賃金の伸び悩みが続く労働環境では、「賃金などの報酬」「雇用の安定」が上位になるのは当然です。しかし、限られた収入の中でいかに「自分らしい生活」をするか、仕事の中にいかに「意味(自己の成長や社会貢献など)」を見い出していくか、という若い世代の価値観の変化が3位:「仕事と生活のバランス確保」39.5%、4位:「仕事のやりがい」の数値の高さに表れているのではないでしょうか。



※調査の
【内閣府:平成21年度 国民生活選好度調査の概要】

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