猛暑効果でコンビニの前年割れは回復?
猛暑が続く中、青森で「ねぶた」を見てきました。
とは言っても、本番のねぶた祭りは8月2日~7日に開催される予定なので、私が見てきたのは制作中のねぶたです。
青森を訪れたのは法人会でセミナーをすることが目的だったのですが、以前にコーチング研修でお世話になった会社の社長さんに市内を案内していただく時間がありました。そこで、連れて行っていただいたのが青森港にある「ねぶた団地」です。
青森港には縦・横・奥行きそれぞれが約10㍍はあろうかという巨大なテントが十数個並んでいて、その中では今年の新しいねぶたが制作中でした。私が見せていただいたねぶたは「独眼竜正宗」をモチーフにしたもので、制作に携わっている方が社長さんの身内ということもあり、わざわざ照明を入れていただくことができました(写真)。
このような山車燈籠が次から次へと繰り出すねぶた祭りは、さぞ勇壮なお祭りなのでしょうね。機会があれば本番の「ねぶた」をぜひ見てみたいと思います。
さて、そんな夏真っ盛りの日本列島、24日も気象庁の観測点150ヶ所以上で気温が35度以上の「猛暑日」を観測しており、この暑さが今後一週間は続き、残暑も厳しい夏になるといわれています。
この猛暑のおかげでエアコン、涼感をうたう寝具、速乾性の機能性肌着などが昨年の倍以上も売れている家電店・百貨店・スーパーがあるそうです。また、コンビニでもアイスクリーム、ソフトドリンク、栄養ドリンク、ビール、冷やし麺類などが昨年の1.5倍~2倍も売れていて、昼時などオフィス街では冷やし麺類が品切れしているコンビニも続出しています。
6月まで19ヶ月連続で既存店前年割れをしてきたコンビニですが、タスポ導入効果の反動が一巡したことと猛暑のおかげで7月は久しぶりに前年割れを回復できるかもしれません。
しかし、暑さが続くとアイスや冷やし麺類などさっぱりしたものを求める人ばかりではありません。うなぎや焼肉系弁当などスタミナ食もバランスよくアピールしながら、しっかりと多様化するニーズに応えていくことが必要です。