被災地を第一に考え、「助け合いの精神」で行動をしよう!
「東北地方太平洋沖地震」発生から10日目を迎えました。
地震による直接的な被災者だけではなく、原発事故による避難者も加わり、東北・関東地方には多くの避難所が設けられています。
避難生活が長期化しているためでしょうか、救助されたにも関わらず避難所で亡くなる方も出てきました。また、地震や津波によって受けた精神的ダメージや余震の恐怖から大きなストレスを抱え、体調を崩す人も増えています。しかし、そのような状況下にありながら、避難所では被災者同士が助け合い励まし合いながらこの苦難を乗り切ろうとがんばっています。また、被災者が支援者に感謝をしたり、ねぎらったりしている様子もテレビに映し出されています。
今日の日本経済新聞のコラム「大震災と日本経済」で、法政大学教授:小峰隆夫氏が下記のようなコメントをしていました。
日本人は危機に直面すると、他人を思いやる気持ちが強くなる。阪神大震災の際にもみられた傾向だ。国民の信頼関係や互助の精神は世界に誇るべき資産といえる。今回の震災からの復興でも日本人が持つ『資産』を活用できるかが問われることになる。
確かに、海外メディアの報道を見ても、「国民の信頼関係や互助の精神」は世界に誇るべき『資産』であると再確認することができます。しかし、その私たちの『資産』も被災地から離れると少なくなってしまうのでしょうか。
東京のスーパーやコンビニでは地震発生直後から食品や乾電池・トイレットペーパーなどの買い占めが増え、近隣でしか買い物ができない一人暮らしのお年寄りなどが困っています。また、ガソリンスタンドでは給油待ちの車の長蛇の列ができ、販売量も制限されています。そのため、本来必要とする物資輸送や被災地に向かう車などのガソリンが不足しています。
このような状況の中、若手デザイナーの松本隆応さんが作成した「みんなで分け合えば、できること。」と題したポスターが大きな話題となっています。「トイレットペーパー12ロール→トイレ1000人分」「ガソリン10リットル→ケガ人を搬送4人」など、買い占めが及ぼす影響を分かりやすく示しています。
コンビニやスーパーをはじめ多くの小売店でこのポスターを掲示すれば、買い占め行為に対する一つのブレーキになると思います。
今こそ多くの人が被災地のことを第一に考え、日本人の素晴らしい『資産』である「助け合いの精神」でこの苦難を乗り切る時ではないでしょうか。
地震による直接的な被災者だけではなく、原発事故による避難者も加わり、東北・関東地方には多くの避難所が設けられています。
避難生活が長期化しているためでしょうか、救助されたにも関わらず避難所で亡くなる方も出てきました。また、地震や津波によって受けた精神的ダメージや余震の恐怖から大きなストレスを抱え、体調を崩す人も増えています。しかし、そのような状況下にありながら、避難所では被災者同士が助け合い励まし合いながらこの苦難を乗り切ろうとがんばっています。また、被災者が支援者に感謝をしたり、ねぎらったりしている様子もテレビに映し出されています。
今日の日本経済新聞のコラム「大震災と日本経済」で、法政大学教授:小峰隆夫氏が下記のようなコメントをしていました。
日本人は危機に直面すると、他人を思いやる気持ちが強くなる。阪神大震災の際にもみられた傾向だ。国民の信頼関係や互助の精神は世界に誇るべき資産といえる。今回の震災からの復興でも日本人が持つ『資産』を活用できるかが問われることになる。
確かに、海外メディアの報道を見ても、「国民の信頼関係や互助の精神」は世界に誇るべき『資産』であると再確認することができます。しかし、その私たちの『資産』も被災地から離れると少なくなってしまうのでしょうか。
東京のスーパーやコンビニでは地震発生直後から食品や乾電池・トイレットペーパーなどの買い占めが増え、近隣でしか買い物ができない一人暮らしのお年寄りなどが困っています。また、ガソリンスタンドでは給油待ちの車の長蛇の列ができ、販売量も制限されています。そのため、本来必要とする物資輸送や被災地に向かう車などのガソリンが不足しています。

コンビニやスーパーをはじめ多くの小売店でこのポスターを掲示すれば、買い占め行為に対する一つのブレーキになると思います。
今こそ多くの人が被災地のことを第一に考え、日本人の素晴らしい『資産』である「助け合いの精神」でこの苦難を乗り切る時ではないでしょうか。