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2011-04-24

『オールフリー』でリフレッシュ&ダイエット?

Photo 最近、サントリーの『オールフリー』を飲む機会が増えました。
以前からノンアルコールのビールテイスト商品はたくさんありましたが、“味がいまひとつ”という商品がほとんどであったため、「ビールが飲みたいけど飲めない」という時には炭酸入りのミネラルウォーターを飲んでいました。しかし、『オールフリー』はアルコールゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロでありながら、ビールを飲んだ気分を十分味わうことができる商品なので大変気に入っています。

仕事やさまざまなストレスで疲れている時、無性にビールを飲みたくなることが度々あります。しかし、食事の後にやらなければいけない仕事が残っている時など、炭酸入りのミネラルウォーターを飲んでもある程度満足できるのはどうしてなのだろうと考えたことがありました。
その答えを日本経済新聞の記事で見つけました。

春は入学、入社、転勤、配置転換などの季節だ。これらの環境の変化は、見えないストレスとして、私たちの健康に影響を及ぼす。(中略)暖かい日差しの下で、散歩やショッピングをしたり、夫婦や仲良しの友達とおしゃべりをしたりするのは気分転換によい。また、私は食事やスポーツのときに炭酸水ドリンクを飲むことをおすすめする。喉越しのよい炭酸水は最近ブームになって、たくさんの種類が発売されている。
炭酸水は食欲のない人も食前に飲むと喉越しや胃粘膜が刺激され、血行が改善されて胃液の分泌を促進、消化を助けて胃の負担を軽減する。満腹感や新陳代謝も促進しダイエット効果も期待できる。
【日本経済新聞:2011.3.5 プラス1、健康生活「ヘルスこの一手」】

なるほど、仕事やさまざまなストレスで疲れている時、私が本能的に求めていたのはアルコールではなく炭酸水だったのかも知れません。確かに、炭酸水を飲むと気分がスッキリして食事もおいしく感じられます。また、リフレッシュ効果もあります。記事によると満腹感も促進されるということなので、「目標体重まであと1.5㎏減」という状況にある私にとってはとても嬉しい情報です。

今後は、『オールフリー』を単なる休肝日対策商品としてではなく、ストレスコントロールとダイエットのための飲み物としても活用していきたいと思います。

2011-04-17

コンビニの節電対策と家庭の電力消費

福島第一原発事故による電力不足のため我が家でも節電に努めていますが、どの程度節電につながっているのか、いまひとつイメージできませんでした。しかし、つい先日届いた4月分の『電気使用量のお知らせ』を見ると使用量は「525kwh」、昨年の「723kwh」と比較すると、なんと27.4%(金額にして2712円)も減っていました。

現在、政府が夏のピーク時に向けて大企業で25%、家庭にも15~20%の電力抑制を求めています。そのため、多くの企業でさまざまな節電への対策に取り組み始めました。その中でも温暖化問題が議論される時、常に攻撃の矛先にされるコンビニ業界は、いち早く店頭・店内の照明を節電効果の高いLED照明に切り替えると発表しました。

大手コンビニエンスストア2社は14日、節電のため発光ダイオード(LED)照明などを店舗に導入すると発表した。セブン-イレブン・ジャパンは100億円強を投じ、夏までに東京電力管内の店舗に設置。ローソンは70億円強をかけ、2012年2月までに全国の店舗に導入。他の対策も含め電力不足が懸念される夏場に20~25%程度の電力削減を見込む。(2011.4.15 日本経済新聞)

企業が取り組むことで生まれる節電量は大きな単位で削減が可能です。しかし、それだけでは夏場の電力不足に対応するためには不十分です。

Photo 電力使用量のグラフ(日経:2011.4.15)を見ると分かるように、家庭の使用量は上昇傾向にあります。個々の家電製品の消費量は技術革新により減ってはいますが、エアコンやパソコンの所有台数が増えたり、新たな電化製品が家庭に増えたり、単身世帯が増えていることも電力消費量が増加している原因となっています。

この現象は「もっと便利に、もっと快適に!」と、私たちがより多くの電化製品を求めてきた結果でもあります。

今回の家庭における節電への取り組みは、「現在」の私たちの生活様式を改めて見直す好機になるのではないでしょうか。
             
最近、“自戒の念”も込め、強く感じています。

2011-04-11

「店舗経営 震災対応ハンドブック」の無料配布を開始!

Photo_2 私が所属している中小企業診断協会・東京支部「フランチャイズ研究会」では、フランチャイズ加盟店はもとより、様々な店舗で利用できる「店舗経営 震災対応ハンドブック」を作成いたしました。
資金調達・人事労務・法務・税務の観点から、公的施策と対応法をQ&A形式で分かりやすくまとめています。

当ハンドブックは無料で配布しており、フランチャイズ研究会ホームページからダウンロードすることができます(PDF:1.0MB)
【フランチャズ研究会:HP】http://fcken.com/

本ハンドブック発刊の主旨にご賛同いただける方であれば、自由に当ハンドブックを転載・転用・再配布していただいて結構です。
[但し、商用あるいは有償での再配布はご遠慮下さい]

なお、リンクを貼られた場合は、以下の「フランチャイズ研究会」のメールフォームにて
ご連絡いただけると幸甚です。
「店舗経営 震災対応ハンドブック」リンクのお知らせ

当ハンドブックが、東日本大震災で被害を受けた事業者様や支援者様のお役に立てば、幸いに存じます。

2011-04-10

震災後、はじめて仙台に行ってきました

4月5日(火)~7日(木)の日程で仙台に行ってきました。目的は、仙台にある妻の実家を見舞うことと、昨年から人材育成面で支援をさせていただいている食品スーパーとセミナーの仕事をいただいている会社への震災見舞いです。

ようやく予約が取れた震災復興支援バス内の空気は大変重く、東京駅から仙台駅までの5時間半がとても長く感じられました。

Photo 1ヶ月半ぶりに見る仙台駅は全てが作業シートで覆われ、クレーンも入って復旧作業の真っ最中でした。駅ナカの1階・2階では牛タンやずんだ餅などのお土産店・弁当店など、一部の店は営業をしていましたが、新幹線改札階へのエスカレーターは上がることができませんでした。

Photo_2駅前から街中(藤崎百貨店)に向かうアーケード街には、「私たちは負けない!」の横断幕が数多くあり、夜はコンビニや飲食店の看板も照明が入っており、街自体は東京よりも明るく感じました。

Photo_6街の中心部にある国分町ではガスが復旧していないため、『餃子の王将』のように営業していない飲食店も多数ありました。


Photo_4 途中にあった歩道橋階段の踊り場には落ちて破損した照明がそのままになっており、街中でも地震の大きさを改めて感じることができました。

Photo_7 コンビニは閉店時間が決まっていない店、営業時間を大幅に短縮している店、深夜営業のみ中止している店など対応はさまざまで、チェーン間や店舗間の対応に大きな違いが見られました。

明日で東日本大震災の発生から一ヶ月が経過します。
しかし、仙台の震災による傷跡は深く、本格的な復興はこれからなのだなということを改めて体感しました。

2011-04-03

会社でも「人とのつながり」が元気と勇気を与える!

昨夜の「SMAPがんばりますっ!!3時間生放送!」というテレビ番組の中で、SMAPのメンバーが阪神淡路大震災の被災体験者に話を聞く『記者SMAPが全国取材…元気の種探せ!』というコーナーがありました。

各メンバーがインタビューした被災体験者に共通していた「元気の種」は、救援物資や義援金などではなく『人とのつながり』でした。もちろん、被災直後には救援物資や義援金は必要です。しかし、復興までの長い期間、被災者の心身と行動を支えていたのは家族や友人、または支援者やボランティアとの心のつながりでした。

現在、東日本大震災で被災し、または福島第一原発事故で避難されている多くの方も、人と人とのつながりを心の支えとしてがんばっているのだと思います。このような状況の中、改めて自分は何ができるのかを考え、行動することの必要性を感じています。

一方で、明るい話題もありました。
それは、4月1日に行われた入社式の様子を伝えるニュースです。あるコンビニ大手の新入社員代表は、今回の震災で地域のライフラインとしての社会的使命を再確認し、一日も早く戦力になりたいと挨拶をしていました。新入社員はこのような時期だからこそ、より想いを強くしたのではないでしょうか。

Photo_2 私の新年度最初の仕事は食品スーパーの新入社員研修です。
テーマは「新入社員がいますぐ身につけておきたい:職場のコミュニケーション」なので、会社でも『人とのつがなり』がいかに重要かを学んでもらいたいと考えています。

そして、アンケート(写真)にあるような言動を控え、新人社員一人ひとりが持てる力を十分に発揮し、充実した社会人生活をスタートさせてほしいと願っています。

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