「薬味」のメニュー提案で客単価アップを目指せ!
昨日、日本経済新聞の「NIKKEI プラス1」の一面に『我が家自慢のアレンジそうめん』というランキングが掲載されていました。これは、日経が生活モニターにそうめんを食べる時、めんつゆにつける以外の調理方法を聞き、84品に集約。それを料理研究家ら10人に栄養バランスがいいなどの視点で15品選んでもらい、さらにおすすめ順に10品まで順位づけしたものです。
1位:冷や汁そうめん(宮崎県などの郷土料理の冷や汁をかけたもの)
この順位を見ていたら、つい自分でも何かチャレンジしてみたくなり『だしのせそうめん』を作ることにしました。なぜ、『だしのせそうめん』かと言うと、近くのセブンイレブンに買い物に行ったところ東京では見かけない山形名物の「だし(写真)」が売られていて、手書きPOPに日本そばにのせて食べる提案があったからです(山形のそば屋では夏季限定メニューとしてある)。
日本そばもいいけど、そうめんもいいですね!
近年では「食べるラー油」のように、独特の文化として地方に根づいている食習慣が全国的に広がりを見せています。例えば、関東のセブンイレブンでおでんの薬味として「ゆずこしょう」「八丁味噌」「からし」を揃え、お客さまに選んでもらっているケースもそのひとつです。
調味料や薬味は価格的に大きな出費とならないため、店の提案の仕方によっては食品スーパーやコンビニの買い上げ点数アップに結びつくのではないかと、自家製『だしのせそうめん』を食べながら考えました。