被災地の復興と「食品スーパー」の強さ
今週、仙台市内から仙台空港へ向かうバスで写真のような光景を見ました。
季節が5月の初め頃であれば「田植えのために水を入れているのだな」と考えるかも知れませんが、季節はすでに初秋なので当然田植えではありません。
仙台は前日の夜から、首都圏⇒北関東⇒東北太平洋側と東日本を縦断した台風15号の影響で激しい暴風雨が続いていました。明け方には台風が通り過ぎて天気は回復しましたが、風雨がもたらした被災地への影響は大きく、東北本線・常磐線・仙石線・仙山線などJR在来線は全て運休していました。
当日、私は仙南地区の食品スーパーで研修があるため前夜から仙台入りしていたのですが、研修会場までの公共交通機関はJR在来線のみであるため、別の移動手段を探す必要に迫られました。しかし、車で行くと約1時間かかるため、タクシーだと相当な料金になりそうです。レンタカーとも考えましたが私と同様に考える人が多いらしく、仙台駅周辺のレンタカー営業所はどこに問い合わせても空車はありません。
そこで考えたのが仙台空港までバスで行くことです。仙台空港は仙台駅と研修会場とのほぼ中間地点。そこからタクシーを利用すれば料金がかなり安くなると考えての判断でした。
その空港に行く途中、震災で津波の被害を受けた名取川周辺を通った時に撮影したのが冒頭の写真です。本来であればいまの時期、稲刈りを目前にした稲穂が黄金色の絨毯を広げているはずの場所ですが、震災後から作付けできない状態の田んぼは一面雨水に覆われていました。
また、写真には写っていませんが、遠くには津波で打ち上げられた漁船が何隻もありました。震災から半年以上が経ちますが、被災地に行く度に「復興はまだまだ進んでいないのだ」ということを実感します。
今回の研修では台風後の納品対応のため数名の店長・バイヤーが欠席しましたが、参加された方の積極的な受講姿勢から改めて被災地の食品スーパーで働く人たちの“力強さ”を感じ取ることができました。
季節が5月の初め頃であれば「田植えのために水を入れているのだな」と考えるかも知れませんが、季節はすでに初秋なので当然田植えではありません。
仙台は前日の夜から、首都圏⇒北関東⇒東北太平洋側と東日本を縦断した台風15号の影響で激しい暴風雨が続いていました。明け方には台風が通り過ぎて天気は回復しましたが、風雨がもたらした被災地への影響は大きく、東北本線・常磐線・仙石線・仙山線などJR在来線は全て運休していました。
当日、私は仙南地区の食品スーパーで研修があるため前夜から仙台入りしていたのですが、研修会場までの公共交通機関はJR在来線のみであるため、別の移動手段を探す必要に迫られました。しかし、車で行くと約1時間かかるため、タクシーだと相当な料金になりそうです。レンタカーとも考えましたが私と同様に考える人が多いらしく、仙台駅周辺のレンタカー営業所はどこに問い合わせても空車はありません。
そこで考えたのが仙台空港までバスで行くことです。仙台空港は仙台駅と研修会場とのほぼ中間地点。そこからタクシーを利用すれば料金がかなり安くなると考えての判断でした。
その空港に行く途中、震災で津波の被害を受けた名取川周辺を通った時に撮影したのが冒頭の写真です。本来であればいまの時期、稲刈りを目前にした稲穂が黄金色の絨毯を広げているはずの場所ですが、震災後から作付けできない状態の田んぼは一面雨水に覆われていました。
また、写真には写っていませんが、遠くには津波で打ち上げられた漁船が何隻もありました。震災から半年以上が経ちますが、被災地に行く度に「復興はまだまだ進んでいないのだ」ということを実感します。
今回の研修では台風後の納品対応のため数名の店長・バイヤーが欠席しましたが、参加された方の積極的な受講姿勢から改めて被災地の食品スーパーで働く人たちの“力強さ”を感じ取ることができました。