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2012-04-08

「江戸の食文化」に新たな販売のチャンスあり?

Photo 休日に家族で買い物に出かけたところ、日本橋(東京)にある麒麟像の前で多くの人が写真を撮っていました。「これがあの麒麟の像か、確かに翼があるな」と、私も思わずスマートフォンのカメラを向けてしまいました。

東野圭吾の人気推理小説『麒麟の翼』の冒頭シーンに登場したことで、麒麟像を見に来る人が増えているのでしょうか。それとも、日本橋そのものが見直され、買い物や観光で訪れる人が増えているのでしょうか。どちらか判断するのは難しいところですが、商業の町としての日本橋そのものが見直されていると同時に、「江戸時代」というキーワードが新しい需要を生み出しているのかも知れません。

ところで、第1回から欠かさず見ている『ブラタモリ』(NHK)の第3シリーズ:ブラタモリスペシャルのテーマは「江戸の食」でした。日本の料理文化が花開いた江戸時代をテーマに、佃島から神田まで江戸の食材を支えたゆかりの場所を訪ねる内容でした。日本橋で江戸を継承する知られざる立ち食いそばを食べたり、ある料亭では江戸時代に庶民が食べていたレシピを完全再現した料理を食べたりと、江戸の食文化の奥深さをタモリと久保田アナが体験していました。

また、番組の中では江戸時代に寿司、そば、てんぷら、団子などの屋台売りが繁盛した理由として、単身の男性が多かったことを取り上げていました。またその背景として、地方から参勤交代で江戸に来た武士の多くが単身赴任で、当時の江戸の人口は男性30万人に対して女性は20万人に過ぎなかったと紹介されていました。

なるほど、以前から時代小説を読んでいる時に「なんで、江戸時代は屋台が多かったのだろう」と思うことがたびたびありましたが、ようやくその理由が分かりました。屋台で売られていた食べ物はまさに江戸版ファストフードだったのです。

そういえば、現在の東京も平均世帯人数が2人を割り(2012年1月)、独身の男女が増加していると同時にひとり暮らしの高齢者も増えています。

もしかして、江戸時代の商売のあり方や商品の提供方法、さらには「江戸の食文化」というキーワードをテーマにしたら、新たな販売のアイデアや商品・サービスが生まれるのではないでしょうか。

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