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2012-06-24

冷やしてもおいしい『カップヌードルライト』と情報発信

ここ半年ばかり健康診断の検査数値を改善するためにカップ麺は食べていませんでしたが、テレビCMと日経MJを見てどうしても食べてみたくなったカップ麺がありました。

Photo そこで、今日の昼食に思い切って食べたのが氷の浮かんでいる『カップヌードルライト』です。

テレビでは何度か「夏はICEで!カップヌードルライト」というCMを見ていましたが、6月15日(金)の日経MJにも『定番食品あえて冷やす』という見出しで、さまざまな「冷やし系」フードが次のように紹介されていました。

仕上げに氷を入れるカップ麺、水で作るお茶漬け・・・。温かいのが当たり前の食品を冷やして食べる「冷やし食品」が広がっている。電力供給不足のために節電が求められており、今夏も冷房温度は高めの設定になる見通し。「暑い中での食べやすさ」を訴えるメーカー各社の取り組みに消費者の反応もまずまずのようだ。
日清食品が5月から始めた販売促進活動「夏はICEで!カップヌードルライト」。調理のために入れるお湯を少なめにし、3分後に氷を加えて仕上げるという食べ方を提案する。「カップヌードルライト」はカロリー控えめのあっさり味が特徴。油分が低温でも固まりにくいため、冷やしても食べやすいという。

Photo_2 さっそく日清のホームページを見てみるとAKB48のメンバーが動画も交えて作り方を分かりやすく解説していました。実際に作ると氷の量が多すぎたのかなかなか溶けきらず写真のように表面に浮かんだ状態で出来上がりました。少し食べにくさはありましたが、とてもさっぱりしていてなかなか良い食べ方だなと思いました。

ただ、カップヌードルライトを買ったコンビニで店長にこの食べ方の話をしたところ、「えっ、そんな食べ方があるんですか?」と驚かれてしまいました。

残念ですね。
売場に作り方を紹介したPOPを貼ったりレシピのように持ち帰れる用紙を準備しておけば、現在の販売数の何倍も売れるのに。
店長さんもっと商品情報に敏感になりましょうね。

と思いましたが、
そのような情報は本部がしっかりと店に伝えるべきですね。

2012-06-17

これからの職場には「チーム」「集団」志向が必要?

いま、ある食品スーパーチェーンで「いかにコーチング活用して数値を変えるか!」という研修を行なっています。

この食品スーパーではすでに役員や本部の管理職者、店長、副店長、売場チーフまで全社的に
コーチング研修を受けています。そのため、組織内のコミュニケーション環境は大変良くなっていたのですが、今年からは次のステップとして「店の数値変化」にも結びつけようと、コーチング単品管理を活用した取り組みをしています。

その取り組み過程で想定外の成果が生まれ始めています。
それは、店の部門間やチーフとパートナー(パート、アルバイト)間のコミュニケーションが良くなり、チームで仕事をする機会が増え、チームワークがさらに良くなってきているのです。

2011年9月27日に放映されたNHKの『クローズアップ現代』でコーチングが取り上げられた時、ゲスト出演していたコーチングに詳しい多摩大学大学院の田坂広志教授は放送の最後に、
これからは知識社会だ。社員1人ひとりが日々の仕事の中で色々な知恵を出したり、工夫をしたり、創造力を羽ばたかせたりしながら、業務に取り組んでいくという会社(社員)のあり方に変る必要がある。顧客満足と言っても価格・サービスだけではない、もっと他にあるはずだ。違った部署から、視点からの問いかけが効果的だ」(要約)と言っていました。

「まさにこの通りになってきたな」と最近強く感じています。
いままでは部門ごと、役職ごと、担当者ごとに仕事をするスタイルでしたが、チームで取り組むことでより大きな成果を出せるようになったと同時に従業員のやりがいにもつながっています。

このような傾向は既存社員だけではなく、新入社員にも良い影響をもたらしています。

Photo 日本能率協会が行なった新入社員向けセミナー参加者を対象としたアンケート結果(2012年度)を見ると、

職場について「個人の裁量に任せられる職場」(14.7%)よりも、「チームワークを重視する職場」(84.5%)を志向する新入社員が大多数を占めています。また「自由だが、個人の責任と成果が求められる職場」(43.5%)よりも「自由度は低いが、規律があり、組織的に動く職場」(55.8)を好む傾向が見られ、新入社員の
求める働き方は「チーム」「集団」志向となっています。

食品スーパーはその業務の性質上、チームで仕事をする機会を作りやすい職場です。
ぜひ多くの食品スーパーがコーチングや単品管理の活用法を学び、新入社員も含めてチームで仕事をすることの楽しさとその成果を体験していただきたいと思います。

2012-06-10

おやじにも「ゲーミフィケーション」は必要と再認識!

「ノンアルコール飲料で健康診断を乗り切るぞ!」というタイトルで5月20日にブログを書いて以来、多くの方に励ましの言葉やさまざまな健康指南のアドバイスをいただきました。

おかげさまで再検査の結果は良好となり、お酒も解禁(量制限あり)となったことをご報告申し上げます(笑)

ところで主治医が言うには、アルコールを含めた食生活の改善はもちろんのこと、運動を日々心がけるようになり体重を落としたことが何よりもよかったそうです。

Photo いままでもスポーツジムに週2回程度行きエアロバイクを漕いだりしていましたが、それだけでは運動量が足りていませんでした。そこで、春先からスポーツジムに行くのをやめて、できるだけ歩くことを心がけるようにしています。また、歩くことも積極的に取り組めるようにと、スマートフォンに入っているアプリを活用しています。

これだけでも日々の歩数や距離に関心を持つようになり励みにもなっているのですが、さらに継続できるようにとスポーツジムに行っている時に使ってきた「日本一周記録」も活用しています。

Photo_2 これは、東京駅を出発してから海岸線にできるだけ近いJR線(一部JR以外や道路もあり)を使い、日本一周をするための路線図です。地図とは別に通過する駅間の距離数が書いてある一覧表もあり、
週単位の距離を記録することができるので重宝しています。

私が東京駅をスタートしたのは2010年の1月。それ以来、スポーツジムでエアロバイクを漕いだ距離数を記録してきましたが、今年の4月からスマートフォンのアプリが示す歩いた距離数を加算しています。

その距離数の合計は6月9日現在で約3400km。
東京を出てから太平洋沿いに北上し、北海道を一周して青森県に戻り、いまは五能線の深浦駅に着いたところです。

地図の赤い線で日本一周をすると約8294kmになります。
まだ、半分にも達していないため、いまのペースで進むと33ヶ月(2年9ヶ月)かかることになります。しかし、スマートフォンのアプリと日本一周の記録があれば33ヶ月よりも期間を短縮することは可能です。

これって、まさに『ゲーミフィケーション』ですね。
当ブログの2月5日版に「『ゲーミフィケーション』が若者のやる気を引き出す?!」というタイトルで、いかにゲーム性を仕事に取り組むことが必要かを書きましたが、若者だけではなく“おやじ”にもゲーミフィケーションは必要ではないかと再認識しました。

2012-06-03

『主婦の店さいち』のおはぎのおいしさに感激!

先週、所用で仙台市に行ったおりに秋保温泉(仙台市太白区)に行ってきました。
しかし、温泉に入るために行ったのではありません。
目的は「おはぎ」です。

Photo_2 秋保温泉街の中ほどにある食品スーパー『主婦の店さいち』は売場面積80坪ほどの小さな店ですが、スーパーやコンビニエンスストアの関係者が全国から視察に押し寄せる伝説の地場スーパーです。

その視察者の目的の多くが「おはぎ」で、なんと年間平均で1日当たり5000個、11月のお彼岸には1日2万個も販売するというのです。2006年2月に日経ビジネスに紹介されていた記事を見て以来、「どんなおはぎなのだろう?」「どのような売り方をしているのだろう?」と興味を持っていましたが、仙台に行く機会は度々あるにも関らずなかなか行くことができませんでした。

しかし、今回は所用でレンタカーを借りており、その用事があった場所も仙台の中心部から秋保温泉に向かう途中であったため、ようやく訪れることができました。

店に行ってびっくり!
平日の午後3時頃だというのに駐車場は満杯で、警備員が他の駐車場に来店客を誘導していました。また、店内に入るとおはぎが陳列されている冷蔵ケース(6尺2本)には2段分ぐらいしか商品が残っておらず多くのお客が群がっていました。「これはすぐに無くなってしまうな」と思ったため、とにかく3種類のおはぎを買い物カゴに確保しました。

ただ、しばらく店内の様子を見ていると、バックヤードから出来立てのおはぎが次から次へと運ばれていました。しかし、それらは陳列されると同時に待っていたお客に買われてしまうため、売場はなかなか埋まらない状態でした。

Photo 私が手に取ったおはぎもまだ温もりが残っていて、出来立てであることが分かりました。
さっそく、仙台の妻の実家に持ち帰り食べてみて、私をはじめ妻も妻の両親も売れている理由に納得!

このおいしさで1個105円なのですから売れて当然です。
ただ、防腐剤など添加物を一切使用していないため、賞味期限はその日限り(約6時間)と大変短くなっています。遠方の人はこのおいしさを味わえないのが残念ですが、それがまた売れている理由のひとつなのでしょう。

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