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2012-07-01

コンビニだけでなく「牛丼店」も女性客を狙う?

牛丼を初めて食べたのは大学1年生の時、アパートのすぐそばを通る環状7号線沿いにあった『牛八』という独立系の店でした。それ以来、牛丼が好きになりさまざまなチェーン店の牛丼を食べていますが、いま主に利用しているのは『なか卯』です。

Photo なか卯の牛丼は味付けが和風で肉の脂身も少ないため、年齢的な嗜好の変化にマッチしているのかも知れません。そのためか、最近では年配の夫婦や女性が食べている姿をよく見かけるようになりました。また、親子丼やカツ丼、さらにはうどんなども扱っているため、昼時はそれらのメニューを持ち帰る若い女性も増えているようです。

牛丼屋というと、いままでは「男性、それも若者の店」という印象が強かったのですが、最近では私が行く『なか卯』だけではなく、他のチェーンでも積極的に女性を取り込んでいるようです。

7月1日(日)の日本経済新聞には「男消費に女性なだれ込む」というタイトルで、コンビニなどと一緒に牛丼店の取り組みが次のように紹介されていました。

牛丼大手の吉野家も女子力の重要性に気づいた。日本航空と組んで機内で限定販売した「AIR吉野家」は女性の売れ行きが良かった。牛丼を食べたくてもいまだに1人で店に入りづらい女性は多いが、機内ならその障害がなくなる。
吉野家は都内で店の利用が少ない女性を集めたイベントも開いた。名付けて「ジョシギュウ」。吉野家の歴史やメニュー、注文の仕方などを紹介し、実際に食べてもらった。カロリーを抑えた女子専用メニューを作ったり、内外装を改装したり、環境改善にも力を入れる。吉野家の女性客の利用率は15%と増えつつあるが、今後は20%まで高める方針だ。

なるほど、いままで利用の少なかった女性客を取り込んで好調な業績を出しているコンビニを見て、男性客を中心ターゲットとしていた外食業界も女性の取り込みに力を入れているようですね。特に、低価格志向の女性層には300円でお釣りがくる牛丼店はとても魅力的な存在なのかも知れません。

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