正しい商品知識を持って「ノンアルコール飲料」を売ろう!
5月20日に『ノンアルコール飲料で健康診断を乗り切るぞ!』というタイトルで、検診日までノンアルコールビールを飲んでいると書いたところ、仕事でお世話になっている青森の方から「お互い肝臓には気をつけましょう!」というタイトルで励ましのメールをいただきました。
そのメールには、次のようなクイズがついていました。
平日のお昼にノンアルコールを飲むと、
そのメールには、次のようなクイズがついていました。
平日のお昼にノンアルコールを飲むと、
①すご~く後ろめたい(罪の意識)
②すご~くゴージャスな感じ
③ノンアルコールなのに瞳孔が開いたようになり心なしか酔った気分
さて、どれでしょうか?
私は瞳孔が開いたようにはなりませんが、③は感じることがあります。また、②はほんの少しだけ。①はあまり感じたことはありません【青森の方の答えは:全部】。
しかし、一般的には①を感じている人が多いということを、8月1日(水)の日本経済新聞:夕刊の『ノンアルコール飲料で一服 「いつでもどこでも」許される?』という記事を読んで知りました。
この記事には「ノンアルコール飲料、こんなシーンでは許容?」というアンケート結果が掲載されていて、次のようなシーンでOK(許容)の割合が出ていました。
■仕事中=8%
私は瞳孔が開いたようにはなりませんが、③は感じることがあります。また、②はほんの少しだけ。①はあまり感じたことはありません【青森の方の答えは:全部】。
しかし、一般的には①を感じている人が多いということを、8月1日(水)の日本経済新聞:夕刊の『ノンアルコール飲料で一服 「いつでもどこでも」許される?』という記事を読んで知りました。
この記事には「ノンアルコール飲料、こんなシーンでは許容?」というアンケート結果が掲載されていて、次のようなシーンでOK(許容)の割合が出ていました。
■仕事中=8%
■会議中=7%
■運転しながら=21%
■仕事の休憩時間=10%
■妊婦=54%
■運転する前=40%
■子供=9%
■入院中=35%
妊婦を除くと、思っていた以上に飲むことに否定的な人が多いのだなという印象を持ちました。
しかし、もともとお酒の代替品として開発された商品だけに、「いつでもどこでも飲んでもよい」と考えている人が少ないということなのでしょう。
妊婦を除くと、思っていた以上に飲むことに否定的な人が多いのだなという印象を持ちました。
しかし、もともとお酒の代替品として開発された商品だけに、「いつでもどこでも飲んでもよい」と考えている人が少ないということなのでしょう。
また、コンビニでノンアルコールビールを購入する時、通常のビールと同様に「年齢確認」される点に疑問を持っていたのですが、次の記述を読んで確認の必要性を感じました。
ノンアルコール飲料のヒットの理由は「0.00%に加え、味の進化」(サッポロビール・サッポロブランド戦略部の桑原敏輝マネージャー)。だが、本物の味に近づけたがために「飲んだ子どもが本物の酒に手を伸ばしやすくなるのは皮肉な話」と、味覚に詳しい畿央大学大学院の山本隆教授は言う。「子どもも摂取を繰り返すと、味だけでなく香り、発泡感、色すべてに慣れてくる。のどの渇きをいやす、雰囲気が楽しいなどで快感を覚えると、本物のアルコールに抵抗感がなくなる」と指摘する。
なるほど、そのような理由があってアルコールが入っていないにも関わらず「年齢確認」が必要となっているのですね。ただ、このような理由を販売する店側(従業員)がどれだけ知っているのでしょうか?
今後ますます需要が伸びると思われるノンアルコール飲料です。
ノンアルコール飲料のヒットの理由は「0.00%に加え、味の進化」(サッポロビール・サッポロブランド戦略部の桑原敏輝マネージャー)。だが、本物の味に近づけたがために「飲んだ子どもが本物の酒に手を伸ばしやすくなるのは皮肉な話」と、味覚に詳しい畿央大学大学院の山本隆教授は言う。「子どもも摂取を繰り返すと、味だけでなく香り、発泡感、色すべてに慣れてくる。のどの渇きをいやす、雰囲気が楽しいなどで快感を覚えると、本物のアルコールに抵抗感がなくなる」と指摘する。
なるほど、そのような理由があってアルコールが入っていないにも関わらず「年齢確認」が必要となっているのですね。ただ、このような理由を販売する店側(従業員)がどれだけ知っているのでしょうか?
今後ますます需要が伸びると思われるノンアルコール飲料です。
販売者の商品知識として、このような理由もあることをしっかりと理解して販売してもらいたいと、改めて思いました。