野球場の売り子に学ぶ? 「販売のタイミング」
昨日は大学時代の友人に誘われて、「巨人対広島」を観戦するため東京ドーム(東京・文京区)に行ってきました。夏休み中の土曜日ということもあり、球場は多くの親子連れでにぎわっていました。
8回までお互いランナーは出すものの無失点の状態が続き、「時間ばかりかかる面白みにない試合だな」と思っていました。しかし、8回裏に巨人:村田のヒットで均衡が破れ、その後には代打の谷が3点二塁打を放ち、私のいた一塁側スタンドでは観客の多くがオレンジのタオルを振り回して盛り上がり、結果的には楽しめた試合になりました。
そんな久しぶりのプロ野球観戦でしたが、それとは別に私が注目したのは、販売されている飲み物の種類の多さと販売している売り子の接客ぶりです。
気づいたことをメモしている私に「そんなことメモしてないで試合を楽しめよ!」と友人が言うのですが、仕事柄どうしても気になってしまうのは避けようがありません。
これはある意味、職業病かなと思います。
まず興味を持った飲み物の種類ですが、生ビールは「サントリープレミアムモルツ」「サッポロエビス」「キリン一番搾り」「アサヒスーパードライ」が全て1杯800円。他に酒類は「サントリー角ハイボール」「レモンハイ」「サントリースーパーチューハイ」「ウィスキー」「「日本酒&梅酒」「焼酎」が500円~900円と、まるで居酒屋並みの品揃えです。この他にコーラやウーロン茶などのソフトドリンクももちろんありました。
私たちは席についてすぐにサントリーのプレミアムモルツで乾杯!
8回までお互いランナーは出すものの無失点の状態が続き、「時間ばかりかかる面白みにない試合だな」と思っていました。しかし、8回裏に巨人:村田のヒットで均衡が破れ、その後には代打の谷が3点二塁打を放ち、私のいた一塁側スタンドでは観客の多くがオレンジのタオルを振り回して盛り上がり、結果的には楽しめた試合になりました。
そんな久しぶりのプロ野球観戦でしたが、それとは別に私が注目したのは、販売されている飲み物の種類の多さと販売している売り子の接客ぶりです。
気づいたことをメモしている私に「そんなことメモしてないで試合を楽しめよ!」と友人が言うのですが、仕事柄どうしても気になってしまうのは避けようがありません。
これはある意味、職業病かなと思います。

私たちは席についてすぐにサントリーのプレミアムモルツで乾杯!
その後もサントリーの角ハイボールなどを飲みながらの観戦でした。
それにしても生ビールの売り子というのは重労働だなと思いました。
重いタンクを背負いながらスタンドを上がったり降りたり大きな声で販売をアピールしたり、さらには声援にかき消されないような声でお客とやりとりをしなければいけません。売り子の中には試合開始2時間ぐらいになると汗だくで化粧が落ちかけている子もいました。
また、感心したのは観客の動きや表情をよく観察しているところです。
それにしても生ビールの売り子というのは重労働だなと思いました。
重いタンクを背負いながらスタンドを上がったり降りたり大きな声で販売をアピールしたり、さらには声援にかき消されないような声でお客とやりとりをしなければいけません。売り子の中には試合開始2時間ぐらいになると汗だくで化粧が落ちかけている子もいました。
また、感心したのは観客の動きや表情をよく観察しているところです。
スタンドの下から観客を見上げて自分とビールの存在をアピールすると同時に、目の前にいる何百人という観客の表情や視線を細かくチェックし、いち早く「ほしいと思っているお客」に気づき、その席の方に向かっていきます。
この仕事は、人の表情や視線といったノンバーバル(言語以外の情報)をキャッチする感性に優れている売り子とそうでない売り子では、同じ商品を扱っていても販売成績に大きな差が出るだろうなと思いました。
私は研修で「相手とより良いコミュニケーションを取るためには言葉や文字だけではなく表情や態度が重要だ」ということ強調していますが、改めて販売に携わる者にとってお客の「表情」「態度」を読み取ることがいかに重要であるかを再認識しました。
この仕事は、人の表情や視線といったノンバーバル(言語以外の情報)をキャッチする感性に優れている売り子とそうでない売り子では、同じ商品を扱っていても販売成績に大きな差が出るだろうなと思いました。
私は研修で「相手とより良いコミュニケーションを取るためには言葉や文字だけではなく表情や態度が重要だ」ということ強調していますが、改めて販売に携わる者にとってお客の「表情」「態度」を読み取ることがいかに重要であるかを再認識しました。