「濡れ落ち葉」になるな!私と同年代の中高年社員
先日ある企業で、若手社員対象のコミュニケーション研修をしている時、会場の最後部に見かけない中高年社員がいました。研修担当者にどのような立場の人か尋ねると、若手社員の業務をサポートする立場で、担当する若手社員がどのような研修を受けているのか理解しておく必要があるので、参加してもらっているということでした。
関連部署の社員がオブザーバーとして参加するケースはよくあることなので、あまり気にせず研修を進めていましたが、研修を進めていくにしたがってこの中高年社員がとても気になりました。というのも、メモを全く取らず、話を聞いているのか聞いてないのか分からない姿勢の上に、参加者がグループワークをしている時にはうつむいて眠っているような様子なのです。
グループワークをしている若手社員の様子を見ながら会場を回っている時、この社員の様子をうかがってみると、眠っている訳ではなく机の下でスマートフォンを操作しているのです。結局、この中高年社員は1日研修の間、ずうっとこの調子でした。
関連部署の社員がオブザーバーとして参加するケースはよくあることなので、あまり気にせず研修を進めていましたが、研修を進めていくにしたがってこの中高年社員がとても気になりました。というのも、メモを全く取らず、話を聞いているのか聞いてないのか分からない姿勢の上に、参加者がグループワークをしている時にはうつむいて眠っているような様子なのです。
グループワークをしている若手社員の様子を見ながら会場を回っている時、この社員の様子をうかがってみると、眠っている訳ではなく机の下でスマートフォンを操作しているのです。結局、この中高年社員は1日研修の間、ずうっとこの調子でした。
「このような社員に若手社員の業務サポートが務まるのだろうか?」と疑問も持つと同時に、このような社員が研修会場にいること自体、参加者のモチベーションを下げてしまうのではないかと心配になりました。
しかし、中高年者社員が職場で煙たがられる存在になりつつあるのは一般的のようです。
しかし、中高年者社員が職場で煙たがられる存在になりつつあるのは一般的のようです。
2月12日(火)の日本経済新聞(夕刊)「らいふプラス」というコーナーには、『職場で煙たがられる中高年』という見出しで、定年後の家庭ではなく現役の職場で後輩に煙たがられる「新型濡れ落ち葉」と呼ばれる中高年社員が増えて問題になっているという記事がありました。
その記事で提言されていた「濡れ落ち葉にならないための7カ条」は、私と同年代の中高年社員にとって、確かに必要な勤務姿勢であると思いました。
その記事で提言されていた「濡れ落ち葉にならないための7カ条」は、私と同年代の中高年社員にとって、確かに必要な勤務姿勢であると思いました。
【濡れ落ち葉にならないための7カ条】
1.逃げ切ろうとしない
1.逃げ切ろうとしない
(しっかりと現役を続行すること)
2.糸の切れたタコにならない
(職場の動きを把握し、チームプレーを)
3.何事も自分で汗をかく
(他人任せにするクセを直す)
4.新しい人脈づくりに努める
(昔の人脈だけでは発想が古くなる)
5.後輩社員に目をとめる
(自慢ではなく失敗を語り、苦労を共有する)
6.時々、月光仮面になる
(職場がピンチの時、懸命に支える)
7.体力の低下はわきまえる
(無理し過ぎると、長続きしない)