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2014-03-02

「カット野菜」の新しい食べ方で需要喚起!

先日、顧問先のコンビニを訪問したところ、一人の男性スタッフが事務所で昼食休憩を取っていました。何やらビニール袋に割り箸を差し入れながら食べているので、何を食べているのだろうと覗いたところ、なんとカット野菜を食べていました。それも、カット野菜の袋に惣菜パックのひじき煮も入れて混ぜながら食べているのです。
 
「面白い食べ方をしてるね」と声をかけたところ、
「これだとカップの野菜サラダの半分の値段で済むし、ひじき煮も入れているので栄養もしっかり取れていいんですよ!」と得意げに説明してくれました。
 
Photo いまコンビニのカット野菜は分量が手ごろな上、洗わなくても袋から出してすぐに食べられるため、年配のご夫婦や単身で生活をしている人を中心に夕方から夜にかけて売れています。また、先週は大雪の影響で葉物野菜の産地が被害を受け、キャベツやレタスなどの価格が高騰したこともあり、コンビニのカット野菜に対するニーズはより高まっています。

先に紹介した男性スタッフのような食べ方は特別として、カット野菜が夕方から夜だけではなく昼食時にも売れているという記事が2月19日(水)の日本経済新聞に「カット野菜昼食ヒット」という見出しで掲載されていました。

セブン-イレブン・ジャパンはカット野菜の昼時(午前10時~午後4時)の売上高が前年比1.5倍で推移しており、1日の売り上げの25%を占める。ファミリーマートでは午前11時から午後1時のカット野菜の販売額が1月、前年同月の約2倍。ローソンも昼時の売り上げ構成比が11%と前年より5ポイント高い。使い切のドレッシングとの同時購入が多い。

また、記事の中では2人の女性社員がランチに一袋のカット野菜を紙皿に分けて食べている様子が紹介されていました。

確かに、ランチのサイドメニューとして女性ひとりで一袋を食べるのは多いかも知れません。しかし、2人で分ければちょうど良い量になる上、カット野菜・ドレッシング・紙皿代を合計しても一人当たり100円以下で済んで大変お得です。
 
「健康意識と節約志向の両方を持ち合わせる消費者の知恵と工夫は素晴らしいものがあるな」と思うと同時に、このようなニーズをいち早くキャッチすることができれば、消費税増税をカバーするぐらいの売上アップは可能なのではないかと、改めて新たな需要喚起の必要性を感じました。

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