« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »

2014-07-27

「大人のアイスクリーム」に力を入れて売上を伸ばそう!

今週は盛岡市(岩手県)で開催されたコーチング研修の講師を務めるため、先週の仙台市に引き続き東北へと出かけてきました。

東京駅から盛岡駅までの約2時間40分、ゆっくりと読書でもしながら過ごすことができれば良かったのですが、当日締切の原稿を抱えていたため車内では常にパソコンと向かい合っていました。

しかし、テーブルに置いたパソコンは車両の振動で微妙に揺れるため、1時間もキーボードを叩いていると目がとても疲れてきます。そんな時、一息入れるためにピッタリなのがアイスクリームです。

Photo社内販売の品ぞろえは「リンゴのシャーベット」「抹茶アイス」「バニラアイス」の3種類でしたが、迷った末にいつもの「バニラ」を購入。お気に入りの音楽を聞きながら甘いアイスを食べ、脳に糖質エネルギーをチャージしたおかげで、盛岡駅到着の5分前には原稿を仕上げることができました。

ここ10年間、アイスクリームの売上は伸び続けており、2013年度には前年比3.6%増の4,330億円と過去最高を記録したそうです(日本アイスクリーム協会調べ)。また、その伸びの牽引役となっているのが、私のような中高年(大人)だと言われています。

ひと昔前、アイスクリームのテレビCMといえば子供を対象としたものがほとんどでした。しかし、最近では還暦を過ぎた大人の代表とも言うべき俳優の寺尾聰さんがおいしそうにバーのチョコアイスを食べている様子がテレビCMで流れています。このようなCMが出てきたことも、大人がアイスを食べることへの抵抗感を減らす役割を果たしているのではないでしょうか。

そこで近隣のコンビニへアイスを買いに行くと、商品管理を楽にすることを目的としているのか、それとも発注が不適切なのか、商品の種類が少なく大人にとって魅力のない売り場になっているケースが目立ちます。

コンビニの客層はここ数年、中高年や年配の方など年齢層の幅が広がっており、惣菜や日配品、野菜や果物などの品ぞろえを充実させることで売上を伸ばしていますが、アイスクリームの売り場にはあまり関心を持たれていないようです。

食料醸界新聞によると、2013年度の年齢別購入金額は60代が11年比で12%、50代が9%、20~40代が3%と増加しており、特に高年齢層が市場の伸びをけん引しているとされています。

この夏は改めて中高年齢層をターゲットにしてアイスクリーム売り場を見直してみるのはいかがでしょう。 「大人のアイスクリーム市場」の開拓はまだまだこれからのようです。取り組み次第によっては競合他店との差別化をより進めることができるのではないでしょうか。

2014-07-20

「定期面談の極意」講座が復興支援につながる

3日前、仙台で開催された「定期面談の極意」講座は、おかげさまで多くの方に参加していただき無事終了することができました。
ご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。

Photo_4この講座を企画したのは、「宮城県の企業で働くビジネスパーソンのスキルは全国で最も高い」と言われる日が訪れることを願って公開講座を企画している仙台の㈱ホップステップという会社です。

㈱ホップステップの社長は東日本大震災で被害を受けた中小企業の復興支援を目的に、さまざまなセミナーを企画・開催しており、その趣旨に賛同して私も協力させていただいた次第です。

当初、定員を30名として告知を始めたセミナーでした。ところが、予想以上に多くの企業で人手不足問題が発生していたことと、私の知人で社会保険労務士(仙台で開業)をしている方が多くのクライアントに紹介してくれたおかげで、開催の1ヶ月前には40名もの申し込みがありました。

さらにその後も問い合わせは続き、なんとキャンセル待ちが20人以上にもなり、最終的には42名の参加者を迎えてのセミナー開催となりました。

参加者は20代の社員から70代ぐらいと思われる経営者までさまざまな年齢や職種の方がいらっしゃいましたが、皆さん熱心に受講されていて、2人組のエクササイズ(練習・体験)では「時間です、終了です!」と言っても止まらないぐらいの盛り上がりを見せていました。

主催者である社長は津波で自宅を流され、いまだに仮住まいのままです。「移転先が決まり落ち着けるのは1年以上先になる」と話されており、改めて復興はまだまだ道途中でさまざま支援が必要であることを再確認しました。

このようなセミナーを開催することで、被災地の皆様に喜んでいただけると同時に地元企業の人材育成に役立つのであれば、これからも積極的に協力させていただこうと思いました。

2014-07-13

他の業種・業態との「コラボ」で進化するファミリーマート

最近、出先でちょっとした空き時間にコンビニのイートインスペースを利用する機会が増えています。カフェやファストフード店に入って飲食する時間は取れないけれど、軽く食べたり飲んだりしながら時間を調整したいという時に大変便利です。

そのコンビニの中でも、特にイートインスペースの拡充を図っているのがファミリーマートではないでしょうか。

Photo実はいま、このブログを書いているのも「ファミリーマート日枝神社前店」(東京都港区)2階にある飲食スペースです。

ファミリーマートには2階建て型のイートインスペースを設けた店が約20店あるそうですが、その中でもこの店は最大級ではないかと思います。席数は約40席あり、喫煙スペースはガラスで仕切られ、店内の壁や床は木目調でとても落ち着きがあります。

Photo_2また、1階から2階に向かう階段が吹き抜け構造になっているうえ、テーブル席の間隔がかなり広いため解放感もあります。さらには、雑誌売り場の他に銀行ATMやファミポート、淹れたてコーヒーの販売機などもあり、利用者がゆっくりと過ごすことができる快適なスペースになっています。

ここに雑誌売場があったら座席に持って行って読む人がいるのではないかと思いましたが、私が利用している間に、そのようなことをするお客は一人もいませんでした。ただ、2階のイートインスペースの利用時間は朝7時~夜10時まで。ということは、深夜の時間帯は雑誌を売ることができないのではないかと余計な心配をしてしまいました。

いまコンビニ業界は食品スーパーやカフェなど、業種・業態を超えた新たな需要を取り込むことで利用者層(マーケット)を拡大し、店舗数を増やし続けています。その中でもファミリーマートは他の業種・業態とコラボレーションして利用客を増やす戦略を取ることで、他のコンビニ大手と差別化を図ろうとしています。

今後、どのような組み合わせのファミリーマートが生まれてくるのか、引き続き注目していきたいと思います。

2014-07-06

AC広告も訴える、「ほめる・認める」ことの大切さ!

つい先日、夜遅い時間帯のニュース番組を見ていると、次のようなCMが流れてきました。

(ファミレスの環境音:若いスタッフがテーブルを拭いている)
年配のパートさん 「いつも、丁寧ねぇ!」
バイトの女性 「え、ありがとうございます」(その一言で、やる気になった)

(材木現場の環境音:若い大工が木材に鉋をかけている)

棟梁 「よくなったなぁ」
若い大工 「ありがとうございます」(その一言が、自信になった。)

(自宅のテーブルで向い合い食事をしている若い夫婦)
夫 「いつも、おいしいね」
妻 「・・・(「はっ!」として、夫を見つめうれしそうな顔になる)」

【ナレーション】
そばで見つめているあなたのひと言だから、チカラになる。おとなも、ほめよう。♪:ACジャパン

AcこのCMは、広告を通じて様々な提言を発信し、住みよい市民社会の実現を目指す民間の団体(公益社団法人)であるACジャパンの広告です。今回のCMのテーマは「人と人の、温かい心を育もう/大人をターゲット」で、ACジャパンのホームページには次のような趣旨が書かれていました。

大人になると子どもの時のようにはあまりほめられません。けれど、ほめられるとやる気になったり、自信が持てたりします。それはきっと、自分の頑張りをちゃんと見てくれていた人がいるって気づくことができるからなのではないでしょうか。毎日「あたり前」に頑張っている大人こそ、もっとほめようとシンプルなメッセージで訴えます。

「いつも丁寧ねぇ」と言われたバイトの女性は、そのひと言でやる気になり、「よくなったなぁ」と言われた若い大工は自信になったようです。また、「いつも、おいしいね」と言われた妻は、思いがけない一言に夫からの愛情を感じたように、私には見えました。

これは、皆さんの職場でも同じではないでしょうか。

「感謝しているよ」「期待しているよ」 

といくら心の中で思っていても相手には伝わりません。せっかくそのような思いを持っているのであれば、照れずに言葉と表情に出してしっかりと伝えましょう!

その一言が相手にやる気や自信を与えると同時に、あなたとの信頼関係を深める上で大切なメッセージになるのですから。

« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »