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2014-10-26

「熟成肉」は新たな需要を掘り起こせるか?

最近、肉よりも魚を食べる機会が多くなったような気がします。そういえば、昨日のランチも大手町ビル(東京・千代田区)内にある居酒屋の「黒ムツの焼き魚定食」でした。また、肉を食べるにしても、どちらかというと淡泊な鶏肉を好み、牛肉は脂が少ないものを少しだけといった具合です。
 
やはり、中高年になると「量は少なくても良いから、おいしいものを食べたい」と考えるのが、自然な経年変化なのだなと改めて思います。
 
そのような消費者のニーズの変化に対応して、東急ストアが全82店舗のうち6割の店舗で国産の熟成和牛の販売を始めたという記事が10月22日(水)の日経MJに掲載されていました。(注:金曜日~日曜日のみ販売)
 
Photo_3そこで、ぜひ食べてみたいと思い、早速東急ストア中目黒本店に出かけてきました。牛肉売り場にあったのは、高級感漂う黒い容器に入った『九州産熟成和牛ステーキ用(ロース肉)経産牛」(180㌘、税抜き1780円)『九州産熟成和牛ステーキ用(モモ肉)経産牛」(160㌘、税抜き980円)』の2種類。
 
「熟成肉」とは1~2ヶ月間寝かせ、うまみや軟らかさ、香りを増したもので、外食産業では品質の高い食材として熟成肉を使った商品を取り扱う企業が増えています。ひとつ事例を挙げると、ファミリーレストランのロイヤルホストでは2012年12月から熟成肉を使用した『熟成ロイヤルアンガスリブロースステーキ』を発売し、ヒット商品になっています。
 
また、本来は肉を熟成させるため専用の冷蔵設備が必要ですが、東急ストアでは熟成肉としてすでに加工された商品を仕入れているため、通常の陳列棚に並べて販売していました。
 
陳列棚にあった「熟成牛肉のおいしい焼き方」のリーフレットを見ると、次のようなポイントが書かれていました。
 
◆熟成牛をしっかりと常温に戻す。
◆冷たいと中まで火が通りません。
◆焼けたら、お皿に取り出し、アルミホイルで覆い、休ませる!!
◆余熱で火を通す。
 
熟成牛肉をおいしく焼くにはいろいろとポイントがあるようですが、リーフレットのおかげで、脂のある「ロース」もおいしくいただくことができました。

2014-10-19

「定期面談の極意:講座」を来年1月に実施します!

2015121_37月に宮城県仙台市で開催した地元のセミナー企画会社(ホップステップ)主催の『定期面談の極意:講座』が、2015年1月21日(水)に再び開催されることになりました。

前回は定員30名に対して60名近い方からの申し込みをいただきましたが、会場(最大42席)の関係で受講していただけない方が出てしまい、大変申し訳ありませんでした。

人手不足問題が深刻な状況になっていることは十分理解しているつもりでしたが、地方都市における従業員育成に対する関心の高さは私の想像をはるかに超えていました。この点については、先日開催した鶴岡法人会(山形県)でも同様の反応があったため、改めて地方都市で開催する必要性を確認しました。

また、開催する必要性を改めて感じたのが「コーチング」の知名度の低さです。前述の2回とも講座の冒頭で「コーチング研修やセミナーを受けたことがある人?」と質問したところ、1~2名しか手が挙がりませんでした。また、「コーチングに関する書籍や雑誌を読んだことがある人?」という質問に対しても、3~4人(参加者の1割程度)しか手が挙がりませんでした。

先週のブログ「『人を活かす会社』はコミュニケーションの環境整備を重視している!」で書いたように、大企業では約7割の企業がコーチング研修を実施していますが、中小企業ではコーチングを学ぶ機会がほとんどないのが現状です。

今後、機会があれば積極的に地方都市へ出向き、「定期面談の極意」のように職場ですぐに役立つ、実践的で分かりやすいコーチングセミナーを開催していきたいと考えています。

2014-10-12

「人を活かす会社」はコミュニケーション環境整備を重視している!

Ppsいま、ある小売業チェーンで社内コミュニケーション環境整備のため、コーチングDiSCを活用したコミュニケーション力アップ研修に携わっています。

この企業では、今年の始めに従業員に対してアンケートを実施したところ、上司とのコミュニケーションにさまざまな問題を抱えており、その問題が従業員の仕事に対する「意欲」と「生産性」を低下させていることが明らかになりました。

そこで、改めてコミュニケーション上の問題点を解決する必要性を認識し、数百名の管理職者に対して研修を実施することにしたのです。

10月6日(月)の日本経済新聞に本誌が実施した『人を活かす会社』アンケートの2014年度ランキングが掲載されていました。この調査は以前、『働きやすい会社』アンケートというタイトルで実施していて、その回数も含めると今回で12回目となります。
(調査対象:連結従業員数1000人以上の企業とそれらに準じる有力企業の計1628社を対象にアンケート調査、439社から有効回答を得た)

その総合順位を見ると、

1位:SCSK(ソフト開発)
2位:富士フイルムホールディングス
3位:日立製作所
4位:サントリーホールディングス
5位:東芝
6位:TOTO
7位:ダイキン工業
8位:ネスレ日本
9位:凸版印刷
10位:ヤンセンファーマ


小売業ではセブン&アイ・ホールディングスが14位、イオンが24位に入っています。

この調査内容は「雇用・キャリア」「ダイバーシティ経営」「育児・介護」「職場環境・コミュニケーション」の4項目で構成されていて、「職場環境・コミュニケーション」の項には【問38:正社員同士が積極的かつ円滑なコミュニケーションを図るための対策をしていますか(複数回答)】という質問があります。
(※)項目別回答は同日の『日経産業新聞』に掲載されています

その回答結果を見ると、いかに多くの企業で「コミュニケーション研修」や「コーチング研修」の実施を重要視しているかが分かります。

◆同好会・サークル等への金銭支援や場所の提供…77.0%
◆コミュニケーションに関する研修の実施…69.9%
◆コーチング研修の実施…68.1%

◆OB会の実施…56.0%
◆勉強会など自由に参加できる場の設置…55.4%
◆同期会など飲みュニケーションの場の設定…47.8%
◆社内ブログや掲示板などの社内SNSの設置…43.7%

冒頭で紹介した企業のように、従業員に対するアンケートを行い、『人を活かす会社』になるためにはコミュニケーション環境の整備が必要だと気づく企業は少ないものです。

また、気づいたとしても課題としての「優先順位(費用・時間)」は低く見られ、研修に至らない企業も多いのが現状です。

しかし、これからもできるだけ多くの企業様・団体様に対してコミュニケーション環境整備の重要性を伝えていきたいと思います。

 

2014-10-05

外国人観光客でにぎわう日本の小売り・サービス業

先週日曜日、久しぶりに銀座(東京・中央区)へ出かけたところ、アップルストア前や銀座松屋のブランドバッグ売り場にあまりに多くの外国人がいて驚きました。

9月19日の「iPhone6」発売日にできた約1000人の行列のうち、その多くが中国人だというニュースはテレビやネットで見ていましたが、半月経った今でもアップルストアの店内や店頭は中国人らしい外国人でいっぱいでした。

「どうしてこんなに多くの中国人が?」と思いましたが、9月27日の日本経済新聞の『国慶節 中国人客を狙え』という記事を見て納得しました。

小売り・サービス市場で、10月1日から始まる中国の国慶節の大型連休への期待が高まっている。日本を訪れる中国人観光客数は昨年の同じ時期の2倍になるとの見方もあり、企業や観光地は商機の取り込みに躍起だ。外国人旅行客を対象にした免税品の対象品目が10月から広がることも追い風になる。消費増税後、回復がもたついている日本の消費を下支えする可能性がある。

Photo観光庁が7月31日に発表した「旅行消費額と訪日外客数の推移」を見ると、今年に入ってから外国人の訪日と消費が大きく伸びていることがわかります。これが、国慶節に伴う中国人の訪日でさらに大きく伸びることは間違いなさそうです。

それにしても、中国からの観光客の消費支出はすごいですね。
先の発表資料を見ると、韓国からの旅行客の買い物代が一人当たり20,334円、台湾が45,665円、香港が51,487円に対して、中国はなんと120,245円にも上ります。

この金額からも、中国からの旅行客がいかに富裕層中心かが分かります。ちなみに観光庁の試算によると、訪日外国人が10人来れば、日本人一人の年間消費額に相当する金額を使うことになるとされています。

これからは日本人(日本居住の外国人を含む)を相手にするだけではなく、外国人旅行客の需要をいかに開拓できるかが、企業業績を左右する時代になりそうです。

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