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2015-03-24

コンビニ業界の再編、消費者の反応は?

2009年にファミリーマートがエーエム・ピーエム・ジャパンを買収して以来、コンビニ業界では今後ますます大手3社による寡占化が進むと言われていました。

Photoそれが、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス(サークルK・サンクスが傘下)の経営統合により、現実となりつつあります。また、ここ最近ではファミリーマートが全国で436店舗(2月末)を展開するココストアの買収交渉を進めているというニュースも流れており、寡占化が一気に進む様相を呈しています。

小売業は売上規模を拡大すればするほど、メーカーや卸問屋に対して強い価格交渉力を持ち、競合他社との差別化ができるため、店舗数の拡大は最大の関心事です。また、コンビニ業界は独自の商品開発やシステム開発・整備に多額の投資が必要となるため、早期に規模を拡大できるM&A(合併・買収)は有利な経営戦略のひとつだと考えられます。

「しかし、コンビニを利用する消費者にとっては、どうなんだろう?」

と考えていたところ、3月24日(火)の日本経済新聞・朝刊の『サーベイ」コーナーに、コンビニ再編に関する調査結果が掲載されていました。[複数回答:3つまで、全国の20~60代の男女1000人にインターネットで調査]

「チェーン再編が進むと消費者への影響は?」という質問に対して消費者は、

1位:新商品・サービス開発でさらに便利に(46%)
2位:店の選択肢が減る(約30%)
3位:競争しなくなり質が落ちる(約27%

4位:出店加速やサービス向上で利便性が高まる(約20%)
5位:お気に入りの商品がなくなりそう(約20%)
6位:各店の経営が安定して安心(約20%)

   ※2位~6位の数値はグラフのみであったため、グラフから判断した推測数値です

コンビニ業界でも仕事をしている立場として、業界再編を好意的に捉えている人の方が多いのではないかと思っていました。しかし、アンケートの結果を見るかぎり、私の考えとは逆に好意的でない意見が多いことに驚きました。

コンビニはすでに社会のインフラの一つとして、消費者の生活になくてはならない密接な存在になっています。そのため、一人ひとりがさまざまな価値観を持ってコンビニを利用しており、その多様性がアンケートの結果に現れているのかも知れません。

2015-03-09

『フランチャイズ加盟ワークブック』で独立開業の夢をつかもう!

Fc2015先週は、3月4日(水)、5日(木)、6日(金)の3日間、東京ビッグサイト(東京・港区)で開催された「フランチャイズ・ショー2015」に2日間参加してきました。

例年、私が担当している加盟希望者向けセミナーはパート・アルバイトの採用と育成がテーマですが、今年は『小売業フランチャイズの業界動向と加盟時の留意点』を担当しました。

今年は過去最高の出展社数らしく、3日間の来場者も32,933名と昨年を993人上回り、会場内は連日多くの人で賑わっていました。

しかし、私が担当したセミナーは80席の会場が6割程度しか埋まらず、予想以上に聴講者が少ない寂しいセミナーになってしまいました。というのも、参加しているフランチャイズ本部を見ると、ラーメンやコーヒーなどの外食業が50社、学習塾や介護などのサービス業が67社に対して、小売業は18社しかなかったからです。

それも18社の内、コンビニが4社、リユースショップが6社という状況で、参加者のすそ野が広がらなかったことが要因だと思われます。ただ、その中でもコンビニ加盟時の留意点にポイントを絞って経営実態をリアルに話したため、セミナー終了後に数名の方から個別に加盟相談を受けました。

Photoまた、今回は私が所属する「東京都中小企業診断協会・フランチャイズ研究会」の分科会活動で作成した『フランチャイズ加盟ワークブック』(2000円:税込)(※)が、3日間で111冊とフランチャイズ研究会の成果物としては過去に例を見ないくらいの売れ行きとなり、執筆の一部を担当した立場として大変うれしく感じました。

これからフランチャイズビジネスを始めようと考えている方は、ぜひ『フランチャイズ加盟ワークブック』を活用してください。

そして、フランチャイズビジネスを正しく理解し、開業準備をしっかり行い、フランチャイズビジネスで独立開業の成功と夢をつかんでいただきたいと思います。

※ワークブックはフランチャイズ研究会のホームページで購入できます

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