ますます多様化する「総菜市場」とビジネスチャンス
先日、出張した帰りの新幹線の中で食べようと、駅弁ではなく駅ビルに入っていた総菜店でサラダを中心にしたおかずセットを買いました。
というのも、最近、朝や昼に御飯類をしっかり食べた時の夕食は、野菜や魚・肉類を中心にして御飯や麺類(いわゆる糖質)をできるだけ控える食べ方をしているからです。
ただ、そう考えると、出張帰りの車内で食べることができる食事は少なくなり、やむなく通常の弁当を買い罪悪感を感じながらも御飯を残していました。
これらの商品は車内販売限定のブランドで、パンフレットの裏面には、
「ラララ♪トレイン・カフェ」は、列車内の飲食をより楽しんでいただくための車内販売限定のブランドです。美容と健康を意識したビューティーデリは、駅弁ほど「しっかりごはん」ではなく、小腹を満たしたい時やおつまみのオードブルのような感覚で、手軽に召し上がっていただけるデリの盛り合わせです」
と書かれていました。
しかし、残念なことに、この商品を車内販売しているのは東北新幹線「はやぶさ」のみ。それも、東京駅を6:32~12:20に発車する列車だけです。(「えきねっと」の事前予約で一部他に購入できる列車もあり)
いまや総菜や弁当はデパ地下、スーパー、コンビニ、総菜専門店だけではなく、JRなども加わり商品開発競争は激しさを増しています。今回紹介した「めぐりデリ」「ベジデリ」などは最近の健康志向ニーズにマッチングした商品であり、若い女性だけではなく私のような中高年のニーズも満たしてくれます。
今後はぜひ、駅の弁当売り場でも取り扱ってほしいと思います。