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2015-09-20

女性パートの応募者を増やすキーワードとは?

先日、近くの繁華街の一角に開店した食品スーパーに行ったところ、1階の入り口正面にパートさん募集のチラシと一緒にテレビモニターが置かれていました。

この食品スーパーはビルの2階と3階部分に売場があり、1階はビルのエントランスだったようで売り場はありません。店舗施設としてあったのは20席ほどのイートインコーナーとトイレ、2階に上がるエスカレーターのみで、その脇に写真のテレビモニターがありました。

Photoモニターからは現在働いているパートさんが、仕事をしていて「嬉しい」と感じた出来事や勤務している中での「やりがい」を感じる時などの体験を語っており、仕事に関心を持つ女性の琴線に触れる上手な働きかけ方だなと感心しました。

9月11日の日経MJに帝国データバンクがまとめた人手不足に関する企業の動向調査が掲載されていました。その内容を見ると、パート・アルバイトなどが不足していると回答した飲食料品小売業は今年1月の調査と比較し、7.8ポイント上昇の61.7%になっていました。また、飲食店では16.8ポイントも上昇し、71.8%が不足していると回答しており、パート・アルバイト不足は深刻な状況になっています。

小売業や飲食業などの店舗数増加や国内旅行・インバウンド消費の拡大などを背景に、今後ますます接客やその前提作業に従事する働き手の需要は高まるでしょう。

そのような雇用環境の中、パート・アルバイトを確保し、定着化を促し、戦力化するためには主な働き手である女性パートの「モチベーションの源泉がどこにあるのか」ということを、まず男性管理職者が理解することから始めなければいけません。

なぜなら、働く場所を探している女性の多くが時給や立地(通勤)だけではなく、人間関係や仕事に対する「楽しさ」や「やりがい」を職場選択の判断材料にしているからです。

その点で、先に紹介したテレビモニターの内容は女性パートの心理をよく理解していることが分かります。また、女性パートの存在価値を大切にしている食品スーパーである点も上手に訴求できているのではないでしょうか。

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