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2015-12-23

「良品計画」に学ぶ、 男性客を満足させる売場作り

実家に帰ると、母とスーパーへ買い物に行く機会がたびたびあります。母は夕飯のおかずを何にしようかと考えながら青果・精肉・鮮魚・日配・総菜類とひと通り全ての売場を見るので、買い物が終わるまでには結構な時間がかかります。

その間、私は酒売り場や珍味の売り場など、自分が気になる商品を見ているのですが、それでも時間を持て余してしまいます。仕事の関係からスーパーに関心が高い私でさえそうなのですから、一般男性であったらスーパーでの買い物時間を苦痛と感じるのではないでしょうか。

このような時、男性の関心が高い酒売り場などに商品と関連した雑誌やグッズなどがあれば時間もつぶせ、男性も買い物が楽しくなるのではないかと、買い物につき合うたびに考えていました。

そんな私の想いを実現したような記事が「本と雑貨、くつろぎ演出」という見出しで、12月15日(火)の日経MJに掲載されていました。

Dsc_0183そこで早速、記事にあった良品計画の「無印有楽町店(東京千代田区)」へ行ってみると、そこはまさに雑貨や食品、衣料品や家具と本・雑誌とが融合された魅力的な売場でした。

旅行関係グッズのところには旅やさまざな国の情報雑誌や本、子供服とマタニティ売り場には絵本や育児関係の本、食品売り場には料理やコーヒーの淹れ方などの本、家具売り場には美術関係や建築に関する写真集など、陳列されている商品に関連する雑誌や書籍類がビジュアルに展開されていました。

私は男性用衣料品や出張用の小物関係を見るつもりでしたが、その周辺に置いてある雑誌や写真集などにもつい手が伸びてしまい、気がついたら1時間も経っていました。

どうやら、客の滞店時間を長くして買い物につなげることが、この売場展開の目的のようです。新聞記事には売場改装後、来店客の滞在時間が長くなり、売上高が2割強増えていると書かれていました。ただ、本は無印商品と比較して収益性が低いこともあり、売り場効率という点では課題もあるようです。

ディスカウンターではなく、商品価値を訴求しているスーパーであれば、酒売り場などの一部だけでもよいので良品計画のような取り組みをしてほしいなと思います。そうすれば、男性客も喜んで妻や母の買い物につき合うようになるのではないでしょうか。

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