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2019-09-07

こんなに大きい!「職場の人間関係」に対する日本人と外国人の差

       9月4日(水)の日経MJに、「日本のビジネスパーソン意識低い?『自己研さんせず』5割弱」という見出しで、いかに日本のビジネスパーソンは勉強不足であるか、という就業実態調査の記事が出ていました。

この調査は2019年2月~3月に実施。東アジアや東南アジア、インド、オセアニアの14ヶ国・主要都市で働くビジネスパーソンから回答を得ています。その中で、勤務先以外での学習や自己啓発(※)について、日本は「特に何も行っていない」と答えた人が46%と調査対象国の中で最も高い結果になっていました。(※読書、研修・セミナー勉強会等への参加、資格取得、語学学習など)

ちなみに、2位のニュージーランドは22%、3位のオーストラリアは21%、東南アジアやインド、さらに中国などは10%以下で、日本との差は歴然です。これでは記事タイトルのように言われても仕方ありません。

ところで、新聞記事の元になったパーソル研究所が実施した「APAC就業実態・成長意識調査(2019)」を見てみると、とても興味深い調査がありました。それは、「Q.あなたが仕事を選ぶ上で重視することはなんですか」という項目です。その中から、日本人のベスト10と留学生など日本で働いている人が多い国を比較した一覧表を作ってみました。【表はクリックすると大きくなります】

Photo_20190907224901 

1位は、日本を含む全ての国の人が「希望する収入が得られる」を選択しています。しかし、日本人が2位に選んでいる「職場の人間関係がよいこと」は他の国で上位に出てきません。日本では新卒社員やパート・アルバイトが職場を選択する上で重要視していることが、他の国ではあまり重視されていないことは意外でした。

さらに、日本人が3位に選んでいる「休みが取れる/取りやすいこと」が他の国ではベスト10にすら入っていませんでした。

これらは、終身雇用や年功序列、新卒一括採用などの日本型雇用、さらには集団行動を重んじる日本人との価値観の相異の現れかもしれません。

しかし、労働力の多くを外国人に頼らなければいけない職場では、この調査結果にあるような「仕事に対する価値観の違い」を理解した上で採用・育成をしていくことが、外国人の効果的な活用につながるのではないでしょうか。 

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