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2021-05-29

「2021年夏ギフト」は家族揃っての食事需要が狙い目!

2021 先週、近所のセブンイレブンに買い物に行くと、店内のパンレット立てに夏ギフトのカタログがありました。

「夏ギフト」=「御中元」というイメージの私としては、スタート時期がずいぶん早いなと思ってしまいます。しかし、最近では御中元という「贈答品(おくりもの)」ニーズよりも、自分自身が楽しむ「おとりよせ」ニーズの割合が高くなっているため、予約開始時期が早まっているようです。

また、今年は新型コロナウイルスの影響で外食をする機会が減っているため、自宅で楽しむこと(おとりよせ)をアピールした方が予約は取りやすくなるかも知れません。

東京ガスが3年に1回実施している『生活定点観測レポート 2020度版』を見ると、「毎日家族揃って夕食を食べる人」の割合は1990年の24.4%から年々増加して2017年には34.5%になりました。さらに、2020年には42.6%と増加幅が大きくなっています。

これは、外出自粛にともなう外食機会の減少や、在宅勤務が広がり時間的な余裕が生まれたことで家族揃って自宅で食事をする機会が増えていることが要因だと考えられます。

ワクチン接種が思うように進まず変異ウイルスの感染が拡大している現状では、今年の夏も自由に外食や旅行を楽しむことは難しいでしょう。

せっかく家族が揃って食事をする機会が増えたのですから、この機会を「夏ギフト」の購入に結びつけてはいかがでしょうか。

日本列島にはその土地ならではの食材が豊富にあり、食文化にも多様性があります。それらを「家族で楽しみながら、その土地に想いをはせることをアピールする」というスタンスにすれば、お客様にも夏ギフトをお薦めしやすくなるのではないでしょうか。

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